yanokami
矢野顕子さんが「世界遺産に決定。」と、熱烈な支持をしてるレイ・ハラカミさん。この2人がコラボ企画だけじゃなく、アルバムまで作ってしまいました。それが「yanokami」、です。
やさしく、にこやかな歌声とピアノで独自の世界を描く矢野顕子さん。電子音楽でありながらやわらかで、ゆるやかな音色。音を聴いただけですぐに「彼の音だ!」と分かる特徴的な音使いをするレイ・ハラカミさん。
全然違うジャンルで活躍する2人ですが、互いに持っている空気感は似ているかもしれません。この2人は会うべくして会ったのかも、なんて思います。
曲目は矢野顕子さんの代表曲、「気球にのって」、「David」など。レイ・ハラカミさんの世界観に染められていて、全然曲調は変わっていても曲自体が持つやさしさは変わっていなくて、やっぱり相性がいいんだなぁ、て思います。
また、ハラカミさんのアルバム[lust]でも取り上げられていた、細野晴臣さんの「終わりの季節」がほぼ同じアレンジで、矢野顕子さんの歌声で聴くことができます。また、同じ細野さんの曲で、名曲「恋は桃色」も取りあげています。
日本語ロック黎明期の名曲と電子音によるアレンジの組み合わせ。以外だけど、すごく面白いです。
このアルバムでは色々な曲のカバーをしていて、全然違う曲調になっているんだけど、自分勝手に作り替えてる感じがしないのが不思議です。ちゃんと原曲を尊重している感じがあって、なのに意外性もあって。そのバランスがすごいなぁ、て思います。
刺激を求めるでもなく、かといってチルアウトともちょっと違う独自のサウンドのレイ・ハラカミさんの音。矢野顕子さんの、今まで築き上げてきたキャリアに安住することなく新しい音を求めていく姿勢。
くるりの岸田繁さんの言葉を借りるなら、「こりゃかないません。」 そんな感じです。
- 2007/09/12登録
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