ぱぶりっくあーと
パブリックアート
駅前とか役所の前に立ってる像って、無難な路線を狙うからか、とても退屈な銅像が多い。たぶん、大御所のセンセイにお願いするんでしょうね。で、結局「これはいい!」と心底思っている人の顔が思い浮かばない作品ではあっても盛大に除幕式なんてやっちゃって。
ポピュラーなのは「平和」「愛」「希望」「少女」「乙女」などのタイトルで、わけも分からず笛ふいてたり、大空に向かって手を広げたり、踊ってたり、さらにはハダカだったりして、むずがゆい思いをすることしきり。私の彫刻アレルギーもそれが影響したのではないかと、他人のせいにもしたくなるザマス。
日本にも若い優秀なアーティストがたくさんいると思うので、そういう人たちを起用できるような、そしてそういう作品を真に評価できるような「頭のやわらかいオトナの社会」になるといいな。うん、そうしよう。
写真:「平和の女神」北村西望(港区役所)
URL:「彫刻天国~東京パブリックアートガイド~」
- 2002/06/17登録
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コメント (13)
最新コメント5件
2002/06/17
[spock] たとえば小さな石の上に大きな石が乗っているという、不安定で面白いカタチのオブジェを道端に配したら、ほぼ100%、住民から『危険なのでなんとかしろ』というクレームが入ります(泪)。問題は複雑です。
[spock] ですね。造形やシチュエーションもいわゆる『ふつー』のものでないと、住民はO.K.を出しません。複雑です(笑)(泪)
ござーる パブリックアートって、「公共の場に置かれた芸術作品」という意味(まあいわゆる裸像系ですな)とともに、「公共的な参与のもとに作られた芸術作品」としての意味もあるのではないかと思います。例えば、クリストの「アンブレラ・プロジェクト」なんてまさに後者のそれではないかと。「アンブレラ音頭」「アンブレラまんじゅう」まで出来る盛り上がりぶりだったし(笑)。クリストにしてみれば、そういうのも含めて「作品」なんですよね。
2002/06/18
ののがきあつこ 田んぼにアンブレラが立っててニコニコしてる老夫婦の写真、なんだか楽しげだった覚えがあります>クリスト 帰宅してからの彼らのつぶやきにもちょっと興味あったけれど(笑)。
ののがきあつこ プロモータの仕事をしていると、最近は全国にいいホールがたくさん出来ているのに稼働率が低く、それもホール主催の公演ってやはり無難なのも多いわけです。とっても残念なのは、そういうホールの企画担当者にプロがいないことで、担当者にちょっとプロデューサー感覚でてきたかなと思う頃には「環境課からきました」とか言って新人が来る(笑)。せっかくのノウハウは蓄積されないわけですよ。
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