神戸の港のシンボル
ポートタワー
三人の女の子が働いている塔。
まず一人目は、切符切り。切符は自販機だけど、エレベーターに乗り場の2階へ上がり、エレベーターの前に立つと、後ろから何か声をかけられる。日本人じゃないのか、よく聞き取れないがとにかく切符を渡すとぺりりと破いて半券を返してくれる。
エレベーターに乗り込むとそこに二人目、エレベーターガール。
一日中この狭い箱の中でたっているのだろうか。
切符の子と交代したりするのだろうか。
などと思いながら、外の切符切りの女の子の方を眺めていると、
席を立ったあとの、椅子の上に本が一冊。
4階にエレベーターがついて、狭いタワーの中をぐるり一周する。
最上階にも上がってみるが4階と何も変わらないので、早々にエレベーター乗り場のある3階に戻る。(降り場とわけてある)
この3階に、三人目の喫茶店員が居るのだ。
固太りの良く動く女で、席で待っているとどすどすやってきて注文をとる。隣のカップルが呼んでるのに待たせて、こちらへカフェオレとカヌレを持ってきてくれた。
よくわからないが自分の中にルールがあるのだろうか。
20分一周だが、この女の子の居る、レジ兼キッチンのゾーンを通る間は緊張する。夜になると斜めになったガラスに、彼女の働く様子がずっと映るのだ。
新しいのか古いのかよくわからない有線が流れる中、3周半ほどくつろいだ。自分がどれくらいの時間居るのか、かっきりわかるのがちょっといい。それにしても、この三人は仲がいいんだろうか。切符切りとエレベーターガールは同じ制服で似た雰囲気の美人風だが、喫茶の子だけが異質。色んなパターンを妄想して駅まで歩いた。
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