イカロスノシツラク
イカロスの失墜/ ピーテル・ブリューゲル
今でいう、ファンタジーの世界を16世紀に描写していたブリューゲルさんの作品です。
イカロスと言えば、あのイカロス。
有名な歌では、
勇気一つを共にして
太陽を目指して飛び立ったけど、志半ばにして墜落。
でも、僕等は、彼の志を忘れはしない・・・・・
みたいに、英雄っぽく描かれています。
ただ実際のところは、
諸事情で、父子共々幽閉されてしまった塔から脱出するのに、蝋で固めた
翼を作り飛んでみたら、見事脱出に成功。
しかし、一緒に脱出した父親の警告をわすれてしまい
調子こいて高く飛びすぎたら、太陽の熱で翼が溶かされ墜落死・・・。
という何とも戒めじみた話です。
そんな故事を描いたのがこの作品・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
って、イカロスは何処?? (※是非探し当ててみてください。)
「イカロスの失墜」
なのに、農夫やら、羊飼いやらが中心なんです!!この絵。
しかも、絵の中に居るイカロスのことなんか全く気にとめず、自分の仕事に精を出す彼等。
親の言う事を聞かない息子は、絵の中でさえ、こうも惨めな扱いを受けるのでしょうか??
ブリューゲルさんの作品はこの他にも、脳内ファンタスティックシナプスをプルプルさせるものが
沢山あります。
ちなみにこの作品は1558年の作品。
日本では、上杉謙信と武田信玄が川中島でドンパチの真っ最中。
世界って、広い。
恐るべし、ブリューゲル。
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コメント (1)
2007/09/25
ムスタファ 本来なら大きく扱うべきイカロスを小さく、しかも足だけ描くのがブリューゲルのすごさですね。
私は彼の「農家の婚礼」の絵が好きです。
私はその絵に感激してバグパイプやハーディガーディといった楽器を演奏するようになりました。
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