ボルベール<帰郷>
映画「ボルベール<帰郷>」を見た
ペネロペ・クルスを誤解してました。
トム・クルーズの元恋人で、
可愛くて、美しくて、
胸が大きくてスタイル良くて。
頭は軽いけど、飾り物で横に置いておいて、ニッコリ微笑めば、それだけで男の人が満足するマスコットのような女性を演じさせるのにピッタリな女優だと思っていました。
ボルベール<帰郷>
スペイン映画に出ているスペイン人のペネロペは、
登場人物の誰よりも存在感があり、キラキラ輝いていて圧倒されました。
早口でスペイン語を捲くし立て、動き回るペネロペからは
フェロモンより力強さを感じました。
これでもかときつくアイライナーが引かれたペネロペの
大きな目から大粒の涙が流れる。
アイライナーが溶け出し、涙は黒く染まっている。
頬に流れながら描かれる黒い線さえも美しい。
映画は旦那を殺してしまうことと
死んだはずの母親が本当は生きていた
2つの大きな柱で構成されていますが、
それが主題ではありません。
女の強さと血の繋がりをテーマにした映画です。
派手でセンセーショナルな出来事は起こりませんが
家族を守るため、結束して立ち向かう姿から、
女の強さをひしひしと感じます。
私はこれほど強い女性になれるだろうか。
家族を支え、家族に支えられ
女が体を張って、子供を守っていく
風が強く吹きぬける村で、
家に鍵をかけ、息を潜め、静かに女たちだけの食事。
ささやかな、しかし絶対に守りたい平和なとき。
大げさに感じるほど何度も繰り返される頬への挨拶のキスは、
絆を確かめ合う大切な儀式なんだろう。
ボルベール<帰郷>
http://volver.gyao.jp/
- 2007/09/25更新
- 2007/09/25登録
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