『三色ボールペンで読む日本語』
最近話題の齋藤 孝氏の本です。「青-客観的に見て重要だと思われる箇所、赤-客観的に見て決してはずしてはいけないと思われる箇所、緑-主観的に見て面白いと思ったところや引っかかったところ」に線を引きながら読み進む読書法を紹介しています。
以前、齋藤氏の『理想の国語教科書』に対する、「あなたの理想を押し付けないでもらいたい」という主旨の書評を読んだ記憶があります。何を読もうと、どう読もうと自由じゃないか、という主張ですね。しかしそれもわかる反面、多くの人(全員ではありませんよ)が納得するような読みの“レベル”のようなものがあるのも否定できないように思います。
「小説は読むけど硬い本はキライ」とか「マンガしか読まない」という学生さんたち。彼らに“仕事で使う文書”を扱えるようになってもらうためには、こうした読みの大リーグ養成ギブス(実際にはそれほど窮屈なことはありませんでした)が必要なのかもしれません。
このように書くとなんだか否定的に響きますが、私自身は結構楽しく線を引いてます(現在修行中。なんせ三色ボールペン読書法は“技”ですから)。いつもと違う読みに身をゆだねることで、自分自身の読みのスタイルに気づかされますね。
最終的にこの読み方を使い続けるかどうかは別にして、面白がってやってみてもいいと思います。
- 2002/06/20登録
- 2062クリック
「『三色ボールペンで読む日本語』」を検索
このキーワードを共有する
-
メイン
コメント (4)
2002/06/20
Liz 興味ありますねー。これ、試してみたいです。ちなみに私の3色ボールペンは緑ではなく黒なんです。関係ないですね、ハイ。
しんいち 実際にこの方法を試してみて違和感がないのは、Lizさんと同じく、黒一色で線引き、書き込みをしていたからでしょうね。
それでこれは私の感想ですが、確かに黒一色だと微妙なニュワンスの差が出しにくい。棒線にしたり波線にしたり波線にしたりと、線種で区別していましたが、いっそ三種類で色を変えた方があっさりしていて、読み返しても分かりやすいかもしれません。
2002/06/21
べ でもなんだか「柳の下にもう一匹いるぞ日本語」みたいな本ばっかなんだよね,最近。
2002/07/09
しんいち 確かに、そんなに日本語ばかり再発見しなくてもいいのにとも思ふ。
つながりキーワード (6)
齋藤孝『使える読書』
- (東施)
朝日新書003。「AERA」に連載されたものが、元になっているとのこと。 齋藤孝曰く、「使える読書」とは、「本をひとつ読んで、考えをひとつ得る、アイデアをひとつ得る、それをなにかに応用できる...
■ZEBRA Clip-on Multiは、黒赤青緑の4色ボールペン+シャープの最強マルチペンだ。クリップがシャープペンのノックになっているのは、クリップの安定感としては...
なぜか、マンガになる日本語
- (ぬほりん)
ベストセラー「問題な日本語」の脇を固めていたゆるゆるマンガの作者「いのうえさきこ」著による日本語解説本!かと思いきや、 『この本も一見「一連の日本語本」という風情ですが、...
オブジェクトK3/K4タッチ
- (ポストイッター)
ノックボタンを見ないで色の選択ができる画期的な多色ボールペン。親指がふれる部分の形状が色ごとに違うので、さわるだけで色が分かるという仕掛けです。ワタシは三色ボールペン法で...
究極版 逆引き頭引き日本語辞典
- (fuji-yan.)
最近は書店に行くと必ず日本語コーナーがあって、日本語を見直そう的な内容の新刊本が多数平積みされている。ケータイやパソコンが普及している現代だからこそ人との対話がより大切で...
子どもに伝えたい「三つの力」
- (忍者ワタリ)
この本を読んで、ここ「関心空間」のシステムは、教育ツールとして非常に有効なんではなかろうか、と思った次第。 著者は、『声に出して読みたい日本語』で話題の斎藤孝氏。昨今、...



オブジェクトK3/K...
ゼブラ・クリップオン...
なぜか、マンガになる...


