ペンギンカフェノオンガク
ペンギン・カフェの音楽 Music From the Penguin Cafe
ペンギン・カフェ・オーケストラ (Penguin Cafe Orchestra) という楽団の1976年に発売された最初のアルバム。当時はブライアン・イーノが主宰するオブスキュア (Obscure) レーベルから発売された(注:その後のアルバムは Editions EG)。しばらく日本版はなかったが、1981年(推定)に第二のアルバム "Penguin Cafe Orchestra" が発売され好評を博したのを追いかけて一作目の日本版が投入されたと記憶する。
このペンギン・カフェ第一作・第一曲の "Penguin Cafe Single" のインパクトは凄かった。多くの人がこの曲で完全に彼らの世界に魅了された。そして一度聴いたら忘れ難い曲がその後に続いていく。
変なアルバムである。そもそも曲番の付け方が妖しい。メロディが妖しい。演奏が妖しい。少ないがボーカルも妖しい。曲の名前も奇妙である。そして何度も聴きたくなる。実験的性格も濃厚な本作は唯一無二の音楽であり、これをペンギン・カフェの最高傑作と推す人も多い。
楽曲毎の魅力もさることながら、アルバム全体が緊密に構築された作品を構成している。LP盤では "Pigtail" までがA面、"The sound of somone..." からがB面で、この場面転換も鮮やかだった。そして最後の "Charterd Flight" は、アルバムを通して感じさせる不安定なニュアンスを再びちりばめながら、見事に静かな幕引きを見せる。
続く第二作 "Penguin Cafe Orchestra" では、本作からかなり大きく雰囲気を変え、その後の作品に続いていく数多くのキーノートをサイモン・ジェフスとペンギン・カフェが紡ぎ出すことになるが、そちらについては後日。
<2009年5月16日追補>
ついでに補足しておくと、本作の音質もかなり妖しい。最近発売されたリマスター盤は聴いていないが、たぶん大差ないだろう。家庭用のカセットテープレコーダーで録音したかのような妖しい音質の音楽が恐ろしくショッキングで、という最初に聴いた時の印象をまた思い出したり。実家に眠っているLP盤にカビが生えていないか少々心配になったり。とにかく小生が死ぬまでこの作品とずっとつきあっていくだろうことは確実だ。
- 商品名: Music From the Penguin Cafe
- 価格: ¥882
- アーティスト: Penguin Cafe Orchestra
- レーベル: EG/Virgin
- 出版社: Virgin
- 発売日: 2000-01-01
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- 2009/05/16更新
- 2007/10/07登録
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