The Soldier's Song (アイルランド国歌)
国歌マニアである。自分で言うのも何だが、iPodの中にアゼルバイジャンの国歌が入っている日本人はあまりいないと思う。
国歌というのは、ほとんどの場合、その国が生まれた瞬間のダイナミズムを歌詞と曲に内包しているので、一曲で端的に「その国」を表現したものが多い。
ドイツの「ドイツの歌」は有名な作曲家のハイドンの作曲だし、日本の「君が代」は大伴家持の詩と明治の楽曲のコンビネーションが非常にユニークだ。イスラエルの「希望」は、もっとも暗い曲調の国歌だろうし、イタリアの「イタリアの兄弟」はとにかく明るい。
そんな世界の国歌の中で最も好きな曲の一つが、アイルランドの「兵士の歌(The Soldier's Song」だ。
世界的に見た場合、独立戦争や革命など暴力的な方法で独立した国が多数派なので、国歌=軍歌である場合は非常に多い。有名どころでは、中国の「行軍歌」やフランスの「ラ・マルセイエーズ」などがそれにあたるが、アイルランドは軍歌系国歌の中では個人的にトップだ。
まず、Soldier's Songはメロディーラインが明るい(mp3のリンク)し、歌詞もフランスのように過激すぎず、それでいてアイルランド人の「ひたすら、耐えて、耐えて、耐えて、勝つ!」という気概が伝わってくる(アイルランドの歴史を少しでも知っていれば泣けてくる)。さりげなく韻を踏んでいるのもポイントが高い。
もともとアイルランドびいきというのもあるが、この曲をワールドカップやユーロで聞くたびに、アイルランドに声援を送ってしまう。
(原語はゲール語と英語の併記されており、以下に記したのが英語である。)
Irish National Anthem
The Soldier's Song
In English
We'll sing a song, a soldier's song,
With cheering rousing chorus,
As round our blazing fires we throng,
The starry heavens o'er us;
Impatient for the coming fight,
And as we wait the morning's light,
Here in the silence of the night,
We'll chant a soldier's song.
Chorus:
Soldiers are we
whose lives are pledged to Ireland;
Some have come
from a land beyond the wave.
Sworn to be free,
No more our ancient sire land
Shall shelter the despot or the slave.
Tonight we man the gap of danger
In Erin's cause, come woe or weal
'Mid cannons' roar and rifles peal,
We'll chant a soldier's song.
In valley green, on towering crag,
Our fathers fought before us,
And conquered 'neath the same old flag
That's proudly floating o'er us.
We're children of a fighting race,
That never yet has known disgrace,
And as we march, the foe to face,
We'll chant a soldier's song.
Chorus
Sons of the Gael! Men of the Pale!
The long watched day is breaking;
The serried ranks of Inisfail
Shall set the Tyrant quaking.
Our camp fires now are burning low;
See in the east a silv'ry glow,
Out yonder waits the Saxon foe,
So chant a soldier's song.
Chorus
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