ウオルサム ワイヤーラグクッション
WALTHAM ワイヤーラグクッション
アメリカ・Walthamの腕時計。腕時計初期のワイヤーラグにクッション形状のケース。ケース径は30ミリの小柄なサイズ。
ポーセリンダイアル、ブルースチールのペアハンド。ガラス製風防。
文字盤は職人の手書き。かつてのポーセリン文字盤では当たり前の事だった。
細い針に幅広のスペード、ダイアルの純白の組み合わせはとても視認性が高い。
赤文字の12時がワンポイント。
ポーセリンダイアルは簡単な掃除できれいになり、金無垢ケースも磨くとピカピカに。割れていなければ、100年近く経ってもリダン不要なのは他素材のダイアルにはない特徴といえる。
15石のWaltham1907ムーブメント。
シリアル番号によるとムーブメントの製造時期は1927年(Walthamシリアルナンバー早分かり)
デニソン製9金無垢ケースの刻印でも1927-8年となり一致する。(SilverMine Date Letter Decoder)
ウォルサムは1850年、Dennison、Howard、Davisによって創業。世界で初めて大規模工場での大量生産を始めたメーカー。
しかし時計の需要が生産に追いつかず、1857年に一度倒産する。
Dennisonは会社を離れ、後年、時計ケース製造会社を立ち上げ成功し、その名は貴金属高級ケースの代名詞となった。
一方ウォルサム(当時名Boston Watch Company)は資本家のもとで操業を再開し、American Waltham Watch Companyとしてアメリカを代表する時計メーカーとなってゆく。
このウォルサムはそんなデニソン製のケースを使用している。Dennison氏(1812-1895)は既にこの世にはいなかったが、ケースとムーブメントがそんな縁で結ばれたこの時計。
ウォルサムは1957年(1961年という説もあり)に解散。(商標はM.Z. Berger & Companyに売却され、現在も使用されている)
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参考情報
Waltham1907(Ranfft Watchesさん)
Waltham Watch Company(Wikipedia)
アメリカンポケットウォッチINFORMATION アメリカンウォルサムウォッチカンパニー(マサズ パスタイムさん)
米国 Waltham社の歴史(アンティーク懐中時計のページさん)
量産時計の時代(TOKEI ZANMAIさん)
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