阪本トクロウ
たまに利用していました「UTRECHT」のメルマガでの出会い。
見た瞬間、こんな画の中の世界で生きてみたい、と思いました。
ありふれた日常、普段のその時間、その角をまがったところ、ふと見上げてみた景色。
どのモチーフも何気ない日常の普通の風景。人工的な構造物たち。
それを丁寧に拾い集め、余計なものは与えず静かに注ぎ入れている感じ。
すっと入ってくる透明感があるのに、形のイメージはどこまでもなくならない。
優しさに包まれた中は、ちゃんとした実の粒がひとつひとつ息づいてる。
余韻、なんて言葉が当てはまるような気がする。
始めは柔らかく光を調節した写真と思っていたけど、よく観察すると微妙なラインの曖昧さや溶け込み感がある。
日本画のタッチに似ていると思ったけど、画材はアクリル絵具だそうです。
その画面の切り方は自分の撮る写真にとても似ていて、こんな世界を見たかった!という理想みたいなものが、阪本トクロウさんの作品にありました。
思わずメールでコンタクトをし、行けないけれど、今開催されています個展のDMを送って頂きました。
場所は GALLERY MoMo 2007年11月3日(土)- 12月1日(土)
リンク先にもあった、遠近感のある横断歩道の画が印刷されています。
この静かに語りかけてくる世界に、ただゆっくりと沈んでゆきたく思いました。
氏のHPでは、2001年~2006年までの作品が紹介されています。
ブログも意外と(失礼…)頻繁に更新されているようです。
作者コメントを一部抜粋
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私たちが生きている残酷で絶望すら感じられる世界の中で、そこにあるであろう未来を見つけ、新たな意味が見いだせたらと思います。
今も私たちは呼吸しています。
こんな世界は、でもやはり時に美しいのです。
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- 2007/11/10更新
- 2007/11/10登録
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