フランスヤブレタリ
フランス敗れたり
このタイトルが気になって思わず買ってしまった本です。
昭和15年に発刊されたものの復刊(再刊?)版です。
というか、昭和15年といえば、太平洋戦争が始まる1年前。
あとがきによると、当時はかなり売れたようです。
全体主義を否定的にとらえる。連合国側の視点で描かれた本が、
連合国と戦争をする1年前のご時世に日本で売れたということは、かなり興味深いですね。
歴史を違う視点から見る必要があるのではないかと感じました。
一般に知られたところだと、チャーチル、サン・テグジュペリ、エリザベス女王などなど、
当時の蒼々たる面々が登場してきます。
モーロワ氏がそういった人々とつながりを持てる位置にいたということが、この本に
ひとつの重みを加えているのかもしれません。
読み終わって思うのは
現代のどこぞの島国と同じ状況に見えてくる箇所がたくさんある。
ということ。
もちろん、現在の日本と当時のフランスをすべて一緒にあてはめるというわけではありませんが。
似ている個所は似ている。
政治家の世論変調、アメリカさまさま、専守防衛・・・・。
私の場合読み終えた後、さまざまな要素が頭の中で絡み合い、
物事の捉え方が変わったり、新しくなったり、そのままだったり。
この本をネタにした小話がいくつも出来上がりあそうです。
そして
この本を読んだ者同士が仮に2~3人集まり。
飲み会を開こうものなら、普段の合コンとは違う知的な飲みゅニケーションになりそうです。
- 発売元: 株式会社ウェッジ
- 人名: アンドレ・モーロワ 著
- 高野 彌一郎 訳
- 商品名: フランス敗れたり
- 価格: ¥1,890
- 著者: アンドレ モーロワ
- 出版社: ウェッジ
- 発売日: 2005-05
-
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- 2007/10/28登録
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