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じぎゃくのうた

自虐の詩

  • 自虐の詩の画像

これを読まずに死ねるか、という一冊:業田良家の自虐の詩。

10月27日より映画も上映される。

すべては下記のフレーズに向かって突き進むわけだが、
油断は禁物です。
本屋でついうっかり立ち読みなどしようものなら
ドバドバ泣けてきて・・・


_______________

『自虐の詩』 業田良家 下巻P265~より

「前略 おかあちゃん

この世には幸も不幸もないのかもしれません。
なにかを得ると必ずなにか失うものがある。
なにかを捨てると必ずなにか得るものがある。
たった一つのかけがえのないもの、
大切なものを失った時はどうでしょう・・・
私たちは泣き叫んだり立ちすくんだり・・・
でもそれが幸や不幸ではかれるものでしょうか。
かけがえのないものを失うことは、
かけがえのないものを真に、そして永遠に手に入れること!
私は死にもの狂いで求めました。求め続けました。
私は愛されたかった。
でもそれがこんなところで自分の心の中で見つけるなんて・・・
ずっと握りしめてきた手のひらを開くとそこにあった。そんな感じで。

おかあちゃん
これから何が起きても怖くありません。勇気がわいています。
この人生を二度と幸や不幸で はかりません。
なんということでしょう 人生には意味があるだけです。
ただ人生の厳粛な意味をかみしめていけばいい。
勇気がわいてきます。
おかあちゃん いつか会いたい。
そしておかあちゃん いつもあなたをお慕い申しております。

かしこ
葉山幸江 」

______________

「日本一泣ける4コマ漫画」として伝説的な漫画も連載開始は1985年。
もう22年前です。

私がはじめて読んだのは10年以上前。
大学生のころでした。

かつて文庫本で上下巻セットを購入した。
特に下巻からの展開に注意。(上巻の平凡な日常も重要なのだが)

あれから幾星霜・・・
自分も自分を取り巻く環境もずいぶん変わったような、変わっていないような。

変わるものがあるなかで、この作品への愛情は変わっていない。

 

なぜそれほどまで、長きに渡って 記憶から消え去ることなく
いまでも通用するような感動があるんだろう。


このマンガを読むと、どんな人生にも価値はあるって思えるのが不思議。

徹底的に自己否定して、自虐的な生き方しかできない人間だとしても。

自分には価値はない・・・

人生には価値はある・・・


「求めない」じゃないけど、
価値はないって言えばいうほど、価値を求めているのかも。

だから自虐の詩?



苦境のどん底でも、幸福の絶頂でも読む価値ありの本です。

少しだけ勇気がわいてくるかも。






ちなみに私が一番好きなキャラクターは熊本さんです。
 
※人を笑わせようとして笑わせることができたり、人を感動で泣かせようとして泣かすことは難しい。
肩肘張らずにマンガも映画も楽しんでみれば、感動的な余韻を味わうことができるかも。

*********


映画 自虐の詩 公式サイト
http://www.jigyaku.com/index.html
キャスト&スタッフ
[監]堤幸彦
[原]業田良家
[プ]植田博樹ほか
[脚]関えり香 里中静流
[歌]安藤裕子
[出]中谷美紀 阿部寛 遠藤憲一 カルーセル麻紀 松尾スズキ 竜雷太 名取裕子 西田敏行

映画『自虐の詩』オフィシャルブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/...

Yahoo!映画 - 自虐の詩 - インタビュー
http://event.movies.yahoo.co.jp/...

竹書房 自虐の詩
http://www.takeshobo.co.jp/sp/...

BSマンガ夜話 2003年2月放送 「自虐の詩」 作: 業田良家
http://www.nhk.or.jp/manga/main.html

自虐の詩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

『自虐の詩』(じぎゃくのうた)は業田良家による4コマ漫画作品。週刊宝石に1985年1月4・11日合併号~1990年8月2日号にかけて連載。単行本は光文社コミックスから全5冊。それらを「幸江とイサオ」シリーズで再構成したハードカバー版が一冊。さらにそれを上下巻にした竹書房文庫版がある。 2007年には、「幸江とイサオ」シリーズをすべて収録した、愛蔵版上下巻が発売された。

自虐の詩

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投稿者:
ぷり
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  • 2007/11/01登録
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