ゴンクールショウケッテイ!
ゴンクール賞決定!
asahi.comに今年のゴンクール賞のニュース(2007年11月05日22時51分掲出)が出ている。またしてもリンクが早々に切れることを想定して、見出しと全文(短い)を引用しておく。「ゴンクール賞にジル・ルロワ氏の「アラバマ・ソング」[以上が見出し/以下本文] フランスを代表する文学賞であるゴンクール賞に5日、ジル・ルロワ氏(48)の「アラバマ・ソング」が選ばれた。/受賞作は米国の作家故スコット・フィッツジェラルドの妻ゼルダが、自らの悲惨な運命を一人称で語るもので、人気作家の陰で生きることを迫られた女性の姿を繊細に描いている。(時事) 」
すこし酔ってるので最初、「フィッツジェラルドの妻ゼルダ」本人が自伝を書いたのかと思ったよ。戦前に死んだ文豪の妻って現在何歳なんだっ!、と思わず声を上げそうになったの。でも、ちがうじゃん。そのじつは、妻の自伝を模した小説(フィッツジェラルドの生活を仏語で書いてるのか?)。それが悪いというのではないが、ほんとうのゼルダの自伝/ゼルダによるフィッツジェラルドの伝記なら、私はなにを措いても読んでみたいっ!
ところで、ゴンクール(兄弟)なんて、19世紀の一流半の作家なのに、賞としては同国を「代表する文学賞」になっちゃって、草葉の陰でどんなふうに思っているだろう。ちなみに大学の学部時代、私はこの兄弟の18世紀絵画論を毎週、ふうふういいながら予習をこなして読んだ思い出がある。ロココの画家ヴァトーの描く女のコルセットや衣服の襞の描写(絵そのものよりはるかに美しい)を、彼を愛する仏文研究者と二人きりで読んだ秋の日のことを、私は仏語学習のもっとも美しい日々として心に刻んでいる。最後にS先生が、ありがとうといってくださった。こちらこそ、ありがとうございます、です。
(米国東部時間05日22時20分; カテゴリーに文学がないのでアートを仕方なく選んだ/笑)
- 2007/11/06登録
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