自虐の詩
2007年10月公開の映画。業田良家の同タイトル四コママンガを映画化したもの。
イサオ(阿部寛)は元ヤクザ。足を洗った現在も不器用でカタギの生活になじめずに、幸江(中谷美紀)が中華飯店で得た収入に頼りきる毎日。そんな二人の過去・現在・未来を「幸せってなに?」という幸江の問いかけと共に映しています。
漫画は映画よりも幸江の子供時代がたくさん描かれていて、熊本さんという幸江に輪をかけて貧乏な友人や、取り立ては残虐だが筋は通す取り立て屋、父の再婚相手等々が登場。時代背景も80年代、平成と異なるけれど、映画は忠実に漫画を再現&現代化していると思います。
親が銀行強盗するくらいの貧乏はしたことがないし、うちの旦那さんはちゃぶ台ひっくり返したりしませんが、妙に共感しました。人を愛したり思いやったり、自分も誰かに思いやられたり、そんな一見些細にも思えることが人生に大きな意味をもたらしているんだ…と改めて実感。関係ないけれど結婚した時父はヒモ同然で、今も母に苦労ばっかりかけながら、でもなんだかんだやっている私の両親を思い出しました。人には人それぞれのドラマがあるのかなぁ。
いい映画でした。もう一度見たい!
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