いのちの食べ方
今日、スマステで紹介されていた映画。
これは絶対見てみたい、見ておくべき映画と思う。
「いのちの食べ方」
原題:Unser taglich Brot
監督:ニコラウス・ゲイハルター
2005年ドイツ・オーストリア合作映画/1時間32分
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi...
人間が口にしている肉や魚、果物や野菜といった食べ物が、
どのようにして食卓へと辿り着くのかを追ったドキュメンタリー。
映画の紹介のホントに短いシーンを見ただけで、
食物がシステム化された扱いでボコボコ量産されていく課程を
静かに撮り続けるだけなのに、充分に訴えかけてくるモノがあり
軽い衝撃でもある見応えのある作品だと感じた。
ある一面では、こんな気持ちの悪いモノ食べてるんだという
気にもなりそうだが、毎日食べてる「ごはん」とは、
色んな命をもぎ取ってる事でもあり、こうやって私たちは
自分の命をつないでるのだと思い出す。
二十世紀前半までは日本でも食べ物は「命の綱」だったはず。
満腹の幸福感だって、本能的にこれで生命が維持できた喜び
であるに違いないのだから。
もう一度「ごはん」に有り難うという感謝と重さを味わえそう。
最近は老舗会社の品質管理問題がどんどん出ている。
お客を騙して売られる事は大問題ではあるけれど、
買う側の食の意識の方が気になって仕方がない。
世間は私とかなり食に対する意識が違うようだなあと思う。
勝手に企業がつけた賞味期限やらブランドやら容れ物やらを
当てにした覚えがないから、皆さん、本気でそこまで
表示に頼ってるのか?という方がかなり違和感。
私はもっと自分の目と鼻と舌を信じている自信家なのだ。
賞味期限にキイキイ縛られて、時間ごとに廃棄処分の
コンビニ弁当の問題の方がよっぽど嫌いな発想。
肉だって、正直に「おっさん特性ブレンド」ってことで
臓物やら血やら混ぜてまっせ!と売っていて、味覚OKなら、
私は血も臓物も食べられるタイプだから買ったと思う。
地鶏がブロイラーって事よりも、お高い金出して不味いなら
その店に「客の舌をなめるな!」と文句を言うならわかるけど
今まで有り難く押し戴いていたなら黙ったら?と思う。
企業側が騙しまくるのは、買う側の味覚を舐めきってるからだ。
嘘ついてぼろ儲けできるほど客が表示とブランドに頼るからだよ。
消費者が、自分の舌と嗅覚を発揮して正しく判断したら
売ってる方もおちおち騙してかかれないはずで、
そういうカタチでの大人な社会が作られていて欲しいと願う。
- 2007/11/18登録
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