キミヘ。
君へ。
雑誌「ダ・ヴィンチ」の、マンスリーエッセイを単行本化したヤツ。全37編。
まず最初に、「そんなつもりはなかったんだ・・・」と まるでなんかの犯罪の自供の枕詞みたいなことを言わせていただきたい。や、エッセイだとは思ってなかったんだ。短編小説だと思って買ったんだ。200ページちょっとの文庫本で37話って、どんだけ短編なんだよってのは思ったけど。でも それならそれで面白そうだな、って勝手な期待してたら、うん、エッセイだった。そりゃそうだ。失礼しました。
テーマは「コミュニケーション」。日本テレコム スポンサーということで、主にメールとか、電話とかの。書いてる人は、有栖川有栖、石坂啓、石田衣良、五木寛之、江國香織、大沢在昌、大槻ケンヂ、大林宣彦、乙一、角田光代、川上弘美、北方謙三、北村薫、小池真理子、鴻上尚史、鷺沢萠、重松清、篠田節子、鈴木光司、瀬名秀明、高橋源一郎、田口ランディ、谷村志穂、馳星周、坂東眞砂子、藤沢周、藤田宜永、松岡佑子、松尾スズキ、宮本輝、村山由佳、森絵都、山川健一、山本一力、山本文緒、唯川恵、夢枕獏。
長ぇ。どっかからのコピペで、確認もしてないのでアレですけど、まあ、そんなカンジです。
だいたい、ひとりあたり原稿用紙5枚前後のエッセイなんですけど、意外に はっとさせてくれるものがある。特に村山由佳の項は、個人的に惹き込まれた。僕はそんなに村山さんの小説が好きって訳でもじゃないし、内容もサッフォニズムっぽくてフィクションなのかホントのことなのか分からないけれど、文章の端々からノスタルジックと言うか、センチメンタルと言うか、心地の良い脈動が聞こえる気が。他にも気になるのがちらちら。どーしようもないのもあるけど。松岡佑子とかな!(ハリーポッターの訳者。僕はあんまり好きじゃないんスわ)
残念ながら この一冊で「コミュニケーション大事だー」とは なかなか思えなさそう。でも、自分の経験を引き合いにして そう実感できる、っていうのの呼び水ぐらいにはなるかもしれないです。読むことに意味がある本、と言うよりは今一度 考えてみるための本、というイメージです。五ツ星、と言うほどオススメ出来る内容ではないけれど、時間と心に余裕があれば一読あれ、ぐらいは言えちゃう本です。いえー。
- 商品名: 君へ。―つたえたい気持ち三十七話 (ダ・ヴィンチブックス)
- 価格: ¥620
- 著者: 有栖川 有栖, 村山 由佳, 大沢 在昌, 大槻 ケンヂ, 大林 宣彦, 乙一, 鴻上 尚史, 瀬名 秀明, 鈴木 光司,
- 出版社: メディアファクトリー
- 発売日: 2004-03-26
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- 2007/11/19更新
- 2007/11/19登録
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自分と子どもがよく...


