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ジョセイノタメノメイソウ

女性のための瞑想

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 めまぐるしく変化する現代社会で生活し、働き、子供を生み育て、家族の面倒をみながら生きている女性たち。
 他者と共感し、相手の要求を無意識のうちに読み取って、愛情と献身を与えることがとても上手な女性特有の質。
 それゆえ、生活には男性以上にいろいろなものが付随して、自分のための十分な時間がとれなかったり、たくさんの他者からの要求による感情の重荷を新陳代謝することができずにストレスを感じることも多いように思う。
 肉体的、感情的なサイクルやホルモンの変動に支配されながら、子供や友人、仕事や親族との関係など、自分が関わるさまざまな相手のことに気を配り、それがどんどん増えていけば、いったいどうやって全部やりこなせるだろう。
 
 著者のカミール・モーリンとローリン・ローシュ夫妻は30 年にわたって東洋の瞑想を学び、現代人が日常生活のなかでその恩恵を得られるようにと、西洋のセラピーやボディワークと融合させて指導してきた熟練のセラピスト。
 本書では、生理、妊娠、出産、更年期など、変化に富んだ女性のからだとこころに焦点を合わせ、伝統的な瞑想の制約にとらわれない〈女性のための瞑想の12の「シークレット」〉を提案している。

 1・感覚を祝いましょう
 2・本能を讃えましょう
 3・内側の主権を求めましょう
 4・自分にやさしくなりましょう
 5・内側のサンクチャリにとどまりましょう
 6・その呼びかけに応えましょう
 7・自分のリズムに乗りましょう
 8・自分のあらゆる部分にイエスといいましょう
 9・シンプルさにやすらぎましょう
 10・深みを怖がらないようにしましょう
 11・自分のからだを愛しましょう
 12・楽しく暮らしましょう

 各章は以下のように分類されている。
[探 究]
 テーマを自分のものにするよう自分で熟考するための問い。
[スキル・サークル]
 瞑想での体験を豊かにするスキル(技法)を確立するためのヒント。
[メディテーション]
 呼吸、音、シンプルな動きの瞑想など、気づきの実習。
[リフレクション]
 その章のシークレットによって発見したことをまとめるのに役立つ問いかけ。

 私はこの本に書かれている「瞑想」に対する自由で優しい考えが気に入っている。
 一般的に〈瞑想〉という言葉からは「欲望から離れる」とか「エゴを滅する」といったストイックで宗教的なイメージがつきまとうが、女性が瞑想において健全であるためには、自分の本能、感情、欲望を否定しないで、いのちと深く親密なかかわりをもつことが大切らしい。
 男性向けの、いわゆる「心頭滅却すれば……」的な〈悟り〉を意識した瞑想は、女性にとっては一方的でアンバランスであり、害になることもあると著者は警告する。男性と女性の脳には構造的な違いがあり、女性の神経組織はとても敏感で傷つきやすいのだ。
 女性のための瞑想は、感覚の世界にひたり、自分のシンプルな存在にくつろぎ、楽しむことに重点を置かれなくてはいけない。
 そして、何の強制や制約もない安全なスペースで本能をはぐくみながら、〈わたし〉であるものと〈わたしでない〉ものの境界を知ること。
 女性としての感情の豊かさや過去の経験からくるネガティブな条件づけ、からだの神秘やこころの変化などを認識し、受け入れることで自分自身にくつろぎ、弾力性のある順応性に富んだ存在となっていくことなのだ。
 ベビーブーム生まれで、溌剌と美しく、女性の魅力たっぷりな著者、カミール・モーリンは、セラピストとしての顔の他に、ダンスパフォーマンスのアーティストの顔も持っている。
 この本を読んでいると、彼女のパワフルでユーモアあふれる遊び心と、同性に対する深い理解やあたたかいまなざしが伝わってくる。


(本文より)
あなたはすでに分かっているものより、もっともっと豊かな生をもっていることを発見するかもしれません。
瞑想が終わると、すっかりドレスアップしたのに行くところがないように感じることがあります。
エネルギーと知覚が新しいレベルで生きているのに、まだ自分がそれに慣れていないか、生活環境が新しい自分に追いついていないこともあるでしょう。
これはチャレンジです。
瞑想を通じて、新しい活動や諦めていた夢すらも実現する予感がしてくるでしょう。
勇気をもってその予感に従いましょう。
自分を表現したり、世界に出ていくのが怖くなることもあるでしょう。
深い絶望感に見舞われたら、実現の可能性に順応するのに少し時間がかかることもあります。
これは刺激的であると同時に、とても怖いことでもあります。
でも、再び愛することを学べばいいのです。生に戻ることができるのです。
長いあいだ無視してきた能力を使い始めるときは、足がしびれて、血が巡り始めるときに耐えがたいうずくような痛みに見舞われるのに似ています。
こうした苦痛があることを予期し、最後にはきっとうまくゆくことを知っておきましょう。
ここでもまた、プロセスを受け入れ、新しい感覚に耐えることがアートになります。
からだと精神が、しだいに広大なエネルギーに順応し、あなたは心から望んでいる行動をとることができるようになるでしょう。


 

女性のための瞑想

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premgeetu
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  • 2011/07/26更新
  • 2007/11/21登録
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