さつまほうざん くろこうじ
薩摩宝山 黒麹
西酒造(鹿児島県日置市[旧吹上町])が醸す芋焼酎。熱心な芋焼酎ファンならずとも知る人の多い「富乃宝山」を醸す蔵元の、久しぶりの新作である(店によってはまだ入荷していないようだ)。
もともと「薩摩宝山」はこの蔵の普及酒として、いまやコンビニエンスストアやスーパーなどでも見かけるようになった酒で、白麹造り。一方この酒は、名の通り黒麹造りである。今日立ち寄った酒販店で偶然見かけたので、とりあえず買ってみた。
さっそくロックでいただく。グラスを口に近づけると、ただよってくる「西酒造の香り」。形容できそうでできない、あえてしてみるならケーキのような、好ましい香りである。期待しつつ、口に含む。香りの甘さが一気に反転。刺すような苦みが飛び回る。猛々しい。その苦みとともに、少しの酸味も感じさせる。芋焼酎らしい甘みも(やや弱いが)ある。口の中で味が落ち着きなく散らかり、収斂しないまま喉に流れ込んでいく感じ。良くも悪くも、飲んだことのない味。ちなみに、氷が溶けて、薄く/冷たくなったら、わりあい平凡な風味になった。
もちろん、これからしばらく置いたら味が落ち着いてくるのかもしれないし、温めてみたら引き出されるものもあるだろうし、私の体調や気分や一緒に食べるものなんかで印象は変わるだろうから、以上、さしあたり第一印象。
- 2007/11/22登録
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