ツキガミ
憑神
浅田次郎の時代物は始めてであった。自分にとって読みやすく、面白くなければ小説ではないと思っている。このことについては、「高橋克彦」「宮部みゆき」「夢枕獏」の時代物と比べた場合、読みにくさは感じる。
くらべること自体間違っているのか、私の語学力が無さ過ぎるのかはわからないが、完読するにはかなり苦労した。最後まで読みきれた理由としては、「ノリが良かった」これしかない。
プリズンホテルのノリと似たところがあるような気がする。内容ではなく、あくまでもノリについてだが。このノリの為に物語り自体が早く進みすぎる気がする。内容もやや薄いかなとさへ感じる。逆に言うと時代小説という重さが無い、作者はそれを狙ったのかも知れないが。
映画にもなるというので、ここでは内容は書かないが、これから読む人に一言だけ、10ページくらい読んで面白くないと投げ出さないで欲しい。「憑神」が出てきた頃から面白くなってくる。読めない字などぶっ飛ばして読み進んで欲しい。
読んで損はないと思う。
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