ホンダ ダウンヒルレーサー RN01
HRCが自転車を作ってるなんて知らなかった。知ったのは先日、HRCがDHレースを撤退してRN01の開発をストップし、現存車両はスクラップにするという記事を読んだときだった。
エンジン付きのトライアルバイクのようなアルミモノコックフレームにサスペンション。前クランク付近に置いたギアボックスに変速機構を収める設計。どれも、ホンダらしい個性的な構成だ。モノコックをカーボン化できなかったところにプロジェクトの哀愁を感じるが・・・
レース結果もそれなりに残したらしいが、メーカーがレーシングマシンを開発する理由となる宣伝効果が十分に得られなかったらしい。自転車の、しかもDHというマイナーなスポーツでGPやF1のような宣伝効果が上がらないのは当然だろう。日本では自転車自体がスポーツとして捉えられていないのでマスコミに載ることはほとんど無い。まして、その中でもコアなダウンヒルを選んだのが敗因だろう。
このような試みが挫折するのは、メーカーにとっても自転車コミュニティにとっても大きな痛手だが、スポーツに対する国民の姿勢の表れでもあるだろう。たまたま話題になったり好成績をとったスポーツにだけスポットライトをあて、それ以外には関心を払わないマスコミの姿勢がある。同時に、そのマスコミの姿勢のバックグランドになっているスポーツに対する社会的な関心の低さがあるのだろうが(多分、これについてはスポーツについてだけではない)。
- 2007/12/28更新
- 2007/12/28登録
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