オンダリク
恩田陸
91年に第三回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった『六番目の小夜子』で作家デビューする。
独特の雰囲気を持っていて、その雰囲気に浸れるような作品が多い。反面、ラストが朧気で余韻を残すような感じがする。要するに、終わりがはっきりしていない作品が多い、ということ。
「六番目の小夜子」「球形の季節」などホラーっぽい設定を持ちながらも、その実態はホラーではなく青春めいている。過ぎ去ってしまった青春時代を思い起こさせるような物語である。
また、「三月は深き紅の淵を」は本好きな方にはとんでもない吸引力を持つ作品だと想う。作中に出てくる同名の書物は人を惹き付けてやまない。
学生時代の懐かしさや、もどかしさ、そういったノスタルジックな雰囲気を持った作品群。
ちょっとずれた感じのする世界観、それでいて鮮明に描き出される場面場面。
そういったものがお好みでしたら、是非お手に。
- 2002/06/29登録
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コメント (4)
2002/06/29
くま・極光 「光の帝国」が好きです。タイトルはなんだか怪しい宗教のようですが(爆)恩田さんの作品ははずれがないので安心して読めますね。
ダク はずれがないってのはそうですね。最初に「六番目の小夜子」を読んだときはアイディアによって当たりはずれが激しい作家さんなんじゃないかって想ったんですが、この雰囲気はどの作品でも健在ですね。
2002/08/03
yu 最新作(?)「Puzzle」を今日一気に読破しました。薄い本なので・・・。ネタは相変わらず、恩田さん普段何かんがえてんだろう???tろ思わせる不思議に満ちたお話でした。
ダク 「Puzzle」買ったけど積ん読……といった感じで、薄いのでその気になればすぐなんでしょうけどね。でも、感想読むととても楽しみです。
つながりキーワード (10)
六番目の小夜子
- (ちぃ)
本好きを自称していながら、今さら、はじめての恩田陸でした。 勝手に男性イメージを持っていたので、作家の写真が、女性で予想外でビックリでした・・・。 久々に、通学電車の往復3時間で集中して、...
恩田陸
- (椿子)
+1964年生まれ。1991年、日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」で1992年にデビュー。著作多数。 この方も大好きな作家さんです。 私が好...
小説家
- (sleepycat)
小説というか物語を読むのが好きです。自分の好みでリンクしてみます。バーチャル本棚ってとこですかね。
六番目の小夜子
- (まりも)
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『象と耳鳴り』
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三月は深き紅の淵を
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岩本隆雄
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作家。代表作に「星虫」「イーシャの舟」 「ミドリノツキ」などがある。 新潮社のファンタジーノベル大賞応募作 「星虫」でデビュー。 ファンタジーノベル大賞は「ファンタジー...
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恩田陸
- (yu)
ファンタジー系だけど、日常的で、1晩でさくっと読めるので現実逃避にぴったり! 「上と外」から私ははまり、一気に6冊制覇。でもうすっぺらいので余裕で1週間もかからず読めます...






恩田陸
三月は深き紅の淵を
恩田陸


