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片岡義男とモレスキン (片岡義男とモレスキン )

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「あなたの好きな作家は?」と聞かれると、
すぐに「片岡義男」と答えるだろう。

彼の作品(代表作である『スローなブギにしてくれ』
『彼のオートバイ・彼女の島』
『メイン・テーマ』は角川書店の手により、
また『湾岸道路』『ボビーに首ったけ』は東映で
映画化されている)
にはさまざまなワードが出てくる。
決まって「ブラックコーヒー」「ステーションワゴン」があって、
男性より女性が魅力的で、知的で必ずと言って良いほど
アクションを起こすのは女性であり、
それに対する男性のリアクションも実にスマートだ。

また男女の会話が実に美しい。
独身の女性、既婚の女性また働く女性それぞれが
チャーミングで何とも言えない雰囲気で男を包み込む。
そんな男女の会話の中で一番好きなのが『缶ビールのロマンス』だ

長編も良いがショートも実に素晴らしい。
数ページの中で物語がドラマチックに完結していく。
これぞ、片山ワールドだろう。

氏の物語の中に出てくる筆記具は書き味が非常によく
「何も書かれていない清冽なページ」のノートブックに
主人公は何を書くんだろう。
と勝手な思いを巡らせたくなる。

氏はモレスキンの愛用者であると言うことは周知の通りで、
月に1冊は使っていたと聞く。
モレスキンにどんなペンで
小説やそのヒントのようなものを記しているのだろう。

今あなたが読んでいる片山義男の小説は
モレスキンから生まれたかも知れませんね。

銀狐画像 投稿者:
銀狐
  • 2007/12/03登録
  • 742クリック

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