東京事変 / 閃光少女
事変としてはひさしぶりに真っ直ぐに突き抜けたような感じの曲。もちろん、今のメンバーになってからの、ひねりを効かせたようなアレンジの楽曲とか、椎名林檎さんの持つ怨念のようなものが詰まったような楽曲も大好きなのですが。
そういう曲が主になっている事変だから、ストレートに迫ってくる曲は逆に、インパクトあります。
作曲は亀田誠治師匠。彼の作曲した曲では他に「透明人間」が大好きなのですが、ストレートに届くし、ある意味、椎名林檎さんよりも椎名林檎さんらしい曲を書く感じがします。師匠だけに彼女のことよく分かっている感じ。
それに対する林檎さんの歌詞もちゃんと「濃い」もので応えてる感じがして。「写真機は要らないわ 五感を持ってお出で」とか、「明日まで電池を残す考えなんてないの」、「これが最期だって光って居たい」とか、林檎さんらしい歌詞だなって思います。
この曲のPVが特に面白くて好きです。事変のメンバーが出演しているPVを期待した人も多いのかもしれないけど。
初めてPVを見たのは音楽番組の曲紹介だったのですが、2人の少女が互いを見つめる眼差しとか、腕の動きだけで見せるキメを揃えたダンス(?)がインパクトがあって、ちょっと見ただけでも魅力がありました。
その後でフルコーラスのを見たのだけれども、そこでこれがショートフィルムのようにストーリーを持ったものだと気付いて。
一瞬に見せる表情とかしぐさとか、あるいは編集の仕方でストーリーを示唆していて、何回も繰り返し見ていくうちに自分なりのストーリーが出来ていく感じが面白いです。
セリフなんか無くても充分伝わる、あの演技はすごいし、撮影した監督の入れ込みも伝わってきて、短いけれども見ごたえのあるPVだなぁ、って思います。
この曲自体が持つ疾走感と、あとPVの面白さ、その両方が好きです。
- 2007/12/04登録
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