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原発事故はなぜくりかえすのか 高木仁三郎 (岩波新書)
高木仁三郎さんが、病床からテープに残した最後の著書。
プルトニウム、原子力発電の歴史、問題点を振り返り、その終焉を願って、多くの問題点について書かれている。
ポイントをあげると、
日本の原子力産業は、議論なし、批判なし、思想なしだ。
ー国策あるいは公益の名の下に無批判に推進されてきた。
日本の原子力文化は、基盤がよわい。
ー特に物理系の人は、危険性についての認識が弱い。大量のウランをバケツで扱うというようなことが起きる素地となっている。
放射化学についての理解が乏しい。
事故がおこっても、自己検証でなく、自己防衛型の調査しかされてこなかったため、次の事故の誘因となってしまう。
原子力という狭い枠ではなく、社会全体からの安全文化を考え、早期に廃止する必要がある。
- 2008/01/16登録
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