LA ROSA MEXICANA
真夜中にふと、何故だかグアダルーペグッズが気になりはじめる。こういうとき、便利というか余計なお世話というか、検索すれば必ず何かしら見つかって買えてしまうのがインターネットの恐ろしさ。かなりディープで素敵なメキシカングッズのお店を見つけてしまいました。あ、ちなみにグアダルーペというのは褐色の聖母、メキシコでとても広く人々に愛されているカトリックアイコン(メキシコは敬虔なカトリック教国)です。
そもそもメキシコの美的感覚には目を見張るものがあります。宗教的なところでいえば有名な死者の日の骸骨があり、ウルトラバロックな教会があり、美術では壁画運動時代に顕著な個性的な画家たち(ディエゴ・リベラ、シケイロス、オロスコ、ルフィーノ・タマヨ、フリーダ・カーロ etc.)を輩出、建築では言わずもがなのルイス・バラガン、近代娯楽ではルチャ・リブレ、民族色の濃いところではペヨーテ(幻覚サボテン)の織りなすシャーマン芸術ウイチョルアートから果ては各地方に残る遺跡・遺物の数々まで、その多様さとオリジナリティは枚挙にいとまがない。ちょっとした街角の落書きやチラシ(ポサーダとかね)まで、徹頭徹尾、独特なメキシコ性が染み渡っている国なのです。なんというか、もとからあったものはもちろん独特だし、後から来たものも忌憚なく取り入れて「え?そっち?」というあらぬ方向へと発展進化させるのにかけては、世界中でも類を見ないほど才能にあふれている。
そんな国だから、小物洋服本アクセサリー、何をとっても「これは…」という出来。いや、もう本当に参っちゃう。好きになったら抜け出せない魔力があります。…で、話は戻りますが、このお店。メキシコグッズの揃えがかなりいい線ついてる。品数も豊富だし(品切れも多いけど)、好きな人が足を踏み入れたらバッドトリップ間違いなし。あれよあれよと言う間にカートに品物が…。うう…恐ろしい…。骸骨モチーフやルチャモチーフなんかはややブームも過ぎ去り、期を逸した感じもなくはないけど、好きな人はたぶんずっと好きだし、個人的にはケバケバしい彩色の聖人・カトリックモチーフのものがすごくいいと思う。こういうとき、いつも自分に信心がないので(八百万派)少し申し訳なくも思うのだけど、宗教美術というのは宗教を越えて、そこに宿る人々の熱気や心が美しく、心ひかれずにはいられない。
メキシコ関係がお好きな方は是非。買い過ぎに責任はとれないけどおすすめです。
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