ベオウルフ / 呪われし勇者
原作は8世紀頃に英国で書かれた英雄譚。本国では授業の教材としても利用されるほどで、日本でいえばさしずめ日本武尊といったところか。
古典なのでストーリーがある意味平凡なのはまあ当然であろう。むしろその平凡とも言えるストーリーを114分の作品としてまとめたスタッフには拍手を送りたいところ。
また、本作はパフォーマンス・キャプチャーという技術が使われており、平たくいうとモーション・キャプチャーですべてのキャラクターをCG化している。おかげで身体作りをしなくても、アンソニー・ホプキンスが太った王様を演じたり、レイ・ウィンストンが筋骨隆々の英雄を演じたりといったことが可能になった。その最たるものはロビン・ライト・ペンが若い女王と年老いた女王を同じ作品の中で、無理なメイクをせずとも演じられることではなかろうか。同じくCGで描かれた怪物たちとの相性もGood。
しかし残念ながら、まだこの技術はこなれてないようで、カットの構図と相まってか、ところどころでものすごくゲームのムービーシーンを見ている気分にさせられる。このあたりコミックの映像化を謳っていた『300』はなかなか上手かったと思う。
個人的な感覚かもしれないが、これでかなり興をを削がれたのは残念。
手放しでお薦めはしないが、エンターティメントとしては楽しめる作品であると思います。
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シルディング族の国デーンはグレンデルという怪物に悩まされていた。王は怪物を倒した勇者に王国の財宝の半分を与えると触れまわるが、幾人もの勇者が返り討ちにあい、いまだ平和とはほぼ遠い状態にある。
そんな王国に海の彼方からベオウルフと名乗る男が現れた。彼は自分こそが怪物グレンデルを倒し、王国に平和を取り戻してみせると豪語するのであったが…
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- 原題: Beowulf
- 監督:ロバート・ゼメキス
- レイ・ウィンストン
- アンジョリーナ・ジョリー
- アンソニー・ホプキンス
- ロビン・ライト・ペン
- 2007/12/09登録
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