キラクニヤロウヨ
気楽に殺ろうよ
藤子・F・不二雄による異色短編集の表題作がこれ。
タイトルからもう、キラリと光ってます。
人間の価値観が入れ替わってしまうお話しです。
例えば、食欲と性欲。
人々はカーテンを閉めて、恥ずかしそうに食事をします。
絵本で王子さまとお姫さまが結婚した場面は、リアルなベッドシーンが!
この世界になじめず病院へ連れて行かれた主人公に、医師は言います。
「食欲も性欲も、根源的な欲望である。
しかし、食欲は個体を維持するための独善的な欲望であるのに対し、性欲は種族の存続を目的とする公共的欲望である。
ふたつのうち、どちらかを恥ずかしがらないといけないとしたら?」
そして、「生命は尊重しないといけない」という概念も・・・
絵は、基本的に「ドラえもん」と同じタッチです。
(というか、描き分けするタイプの人ではないのですよね)
かわいい絵と淡々とした話し運びが、逆にシュールな感じ。
ご本人も、もっと大人向け短編を描きたかったらしいのですが、忙しくて思うほど描けなかったそう。
もっと読みたかったです。私も。
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- 商品名: 気楽に殺ろうよ (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)
- 価格: ¥590
- 著者: 藤子・F・不二雄
- 出版社: 小学館
- 発売日: 1995-07
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- 2007/12/18更新
- 2007/12/18登録
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