日々のくらし、日々のはな
並木容子著
わたしにとって、花の教科書みたいな本です。
花のある生活をはじめて、
なにか参考になる本はないかと求めたのがこの本でした。
それぞれのアレンジがさりげないのにとてもきれいで、
それまでまったく知らなかった花の魅力に
きづかせてくれるのです。
花につきまといがちな堅苦しさは全くなく、
気軽に花とふれあえるアイデアが豊富に掲載されています。
花の活け方だけでなく、水揚げの仕方や
花とつきあうときの注意点、花の特徴なども
分かりやすく記されていて、初心者にはとても重宝しました。
でも、わたしがこの本と出会えて一番よかったことは
著者の並木さんの花に対する愛情を知る機会を
与えてもらえたことなのではないかと思っています。
しばし一緒に暮らす花に対して、活ける側のわたしたちは
どんなきもちで臨んだらいいのか、
この本を通して学ぶことができたような気がするのです。
生きているものとつきあうということ、
それにはその対象への愛情や、思いやり、関心がとてもたいせつだということ。
そんなことをよく考えるようになりました。
並木さんの花に対する愛情があふれている、すてきな本です。
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