ジョセイノ カツレイ
母たちの村
アフリカで今も残る女性の割礼
性器切除を問題にした映画。
監督 ウスマン・センベーヌ
脚本 ウスマン・センベーヌ
撮影 ドミニク・ジャンティ
音楽 ボンカナ・マイガ
出演 ファトゥマタ・クリバリ
マイムナ・エレーヌ・ジャラ
サリマタ・トラオレ
アミナダ・ダオ
ドミニク・T・ゼイダ
自分の経験とラジオからの情報で割礼(女性器の切除)という習慣に疑問を持った一人の女性が自分の娘の割礼を拒み、儀式から逃げ出した少女達を匿うことから始まった、悪しき風習へ立ち向かう女性達の物語だ。
素人による衛生的でなく危険な手術により、子供達の多くは命を落とし、助かったとしても後遺症で苦痛に耐える生涯を送らなければならない女性達。
この伝統的風習を拒否する女性もいれば、守ろうとする女性もいる。風習を守る為に肯定派の女性は男性の権威を借りて否定派の女性達と対立する。否定派の女性は夫から鞭で打たれても頑なに拒み続ける。
現代社会に暮らす私達の価値観からすれば、この風習が無意味で野蛮であり、やめることに何の躊躇もないと思うのだが、古くからこびりついた風習から人々が開放されるのは容易でないのだ。また、男性側の女性に対するプライドも相まってこの問題を難しくしている。
女性器切除ほど深刻な問題ではないにしろ、自分の周りを見渡し、変えた方が良いであろう古い慣習を直して行くことすらも、いかに難しいかを改めて考えさせられた。
この映画から、アフリカの抱える問題を知ることも大切だが、身近なところで何か問題を提起された時、凝り固まった考え方ではなく、執着やプライドを脇に置き、広く物事を見つめ判断することの大切さも考えたい。
詳しい映画の解説
ドキュメント 女子割礼 内海夏子著
- 2007/12/27登録
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