怪獣記
高野秀行氏が「幻獣ムベンベを追え」から18年ぶりに放つUMA探索記。
著者の高野氏がふとしたきっかけで巡り会った1冊の本、それはワン湖のジャナワールに関する証言をまとめた怪書であった。真実を確かめるべく高野氏はトルコへ向かう。そこで巡り会うさまざまな人々、イスラム原理主義、クルド人問題、極右政党と話は意外な方向に進展する。やらせ映像やニセの証言にうんざりした一行は突然不思議な現象に出会う。果たしてジャナワールの正体は何なのか?
というわけで、まるで推理小説を読んでるかのような意外な展開がいっぱい。
著者の高野氏の、UMAの存在を望みつつも頭から信じ込まずに真実を確かめるべく現地へ飛び、そこで真実と向き合う姿勢も賞賛に値します。
クルド人の暮らしぶりの描写も豊かで、UMAに興味のある人もない人も楽しめる、とにかく最高に面白い一冊です。
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