パンデミック
新型インフルエンザ感染拡大警報
【追記09/6/12】WHOは6月11日に新型(豚)インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)を宣言。4月末の警戒レベル5から一カ月あまりで6に引き上げた。ただし、毒性については「中度」と新たな基準で設定している。以上、一応、記録しておきます。
インフルエンザの世界的大流行は1968年の「香港風邪」以来41年ぶりとのこと。これから冬に向かう南半球(特にオーストラリア)で持続的な感染拡大が見られ、これが終息しなければ、今年の秋以降は、我が国でも新たな対策が必要になりますね。
もう“パニック”にはならないかも知れませんが、むしろ今度は「慢心」が怖いかも。
外岡さんは、WHOチャン事務局長の6/11の発言から、次のような「警告」を引用している。
「現在、ウイルスは極めて安定している。しかしウイルスは未だ、より致死的な株に変異して、家きんの間に蔓延しているH5N1鳥インフルエンザウイルスのような特徴を保有する可能性もある」
【追記09/5/18】外岡さんが怒っている。長いですが引用します。
「今日、桝添大臣が、早期発見早期治療すれば良くなる人も大勢いらっしゃいます、発熱センターへと、怖い顔で言いました。早期発見早期治療しなければ、危ないみたいに聞こえました。夜テレビの報道で、タミフルは有効です。48時間以内であれば、タミフルは有効です。とキャスターが言いながら、目が泳いでいました。”
こういう嘘をテレビ等で語るのは、大日本帝国だけだ。
どこに早期治療が必要だと書いてあるのか?タミフル、リレンザは有効ではある。もし服用するなら48時間以内であるが、インフルエンザは、そうした抗インフルエンザ薬を服用しなくても安静で99%以上の人は治る。薬はウイルスの増殖を抑えるだけだ。発熱期間が1日半程度短くなる。
現在のインフルエンザA(H1N1)に服用は絶対必要と言うことではない。米国では慢性疾患のある方や妊婦さんが感染したら服用する。WHOでは通常の人には使わないで欲しいと言っている。ウイルスが耐性となることを恐れている。
国のトップや、テレビのキャスターが、自分の役割を目立たすために、煽りの発言を行っているとしか思えない。」
【追記09/4/30】WHO、警戒レベルを5に引き上げ 何故かNIKKEI NETが速かった。
外岡さんのサイトでは「致死的流行病が広がっているのではない。新型インフルエンザが広がっているのである。もっと正しい言い方をするならば、新しいインフルエンザウイルスによるインフルエンザが広がっているのであるが、それは必ずしも通常の季節性インフルエンザウイルス以上に病原性が高いということではない。これまで分かっている発病者の大多数は軽症である。しかし中には入院を要する患者も米国では出ている。ウイルスは新しいが故に、その特性が十分分かっていない。それ故、厳格な監視が必要となる。」という意味での警戒レベル5だと述べています。人人感染の間に「変異」して強力にならなきゃいいんですが。
BBCがアウトブレイク・マップを掲載しています。公式発表に基づくものなので、感染者数などは控えめなようですが、良くできてます。ゴールデンウィーク中に海外に行かれる(行かれている)方は、空港で足止めを食う事態も十分想定されますね。
【追記09/4/28】WHO、警戒レベルを4に引きげ、豚インフル(Swine flu)パンデミック(世界的大流行)のおそれ
【追記09/4/25】以前紹介した(元)小樽保健所の外岡さんのサイトより引用。4月24日付けです。
「3月末に新型ブタインフルエンザがカリフォルニアで2人の子供に感染し、人人感染が起きていることが米国CDCから22日発表された。豚インフルA(H1N1)株である。一方、カリフォルニアが隣接するメキシコで現在、原因不明の高致死性の呼吸器感染症が発生していて、その病原体がカリフォルニアのインフルエンザと同一の可能性が出ている。メキシコでの感染症の致死率は10から30%と高い。パンデミック発生の可能性が高くなっている。米国CDC、WHOも動き出している。23日、当ウエブからパンデミック・アラート第3報を出している。
夏場に入るから、この新型インフルエンザがパンデミックを起こすとしても、現在はそれほど拡大しない可能性があるが、今秋頃から世界的に広がることが懸念される。いずれにしても新型A(H1N1)株の特性を見極めて、対策を急ぐ必要がある。」
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元のキーワード【NHKスペシャル シリーズ 最強ウイルス】
いったん国内で感染が始まれば、(最大の予測では)200万人が死亡する、という新型インフルエンザについて、「NHKスペシャル」が1月12日(土)と13日(日)の2夜連続で、夜9時~の時間帯で放送されます。第一回はドラマ仕立ての「感染爆発~パンデミック・フルー」、翌日は「調査報告 新型インフルエンザの恐怖」。いずれも、国立感染症研究所の岡田晴恵研究員が監修されているそうです。自分と家族を守るためにも、ぜひ見ておきたいものです。
詳しくはリンク先を。
毎度のことですが、我が国の行政はアテにならん(まあ、社会保険庁のあの事態を見れば、アテにするどころか「監視しなきゃいけない(税金払って!)トホホな連中」であることが明らかなわけですが)ことが分かりましたので、とりあえず「自衛が肝心」という結論のようです。
岡田晴恵さんの著書『パンデミック・フルー』(講談社)のWeb版がありました。家庭の備蓄とか発症時の対応などが、Q&A形式で書いてあります。
参考*2008年に鳥インフルが多発した際に参照されたインドネシア現地情報元。気になる方は、どうぞBerita Flu Burungをご覧下さい。日本語です。
- 2009/05/18更新
- 2008/01/10登録
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