Marathon du Médoc
メドックマラソン
ジロンド川西岸のメドックといえば、ワインフリークならずとも一度は口にしてみたい最高級ボルドーワインの産地として知られる。とくにポイヤック村には、メドックの格付けシャトー(グラン・クリュ)60のうちの18が集まり、さらに1級に格付けされた偉大なるシャトーが3つもある。
「私は断然ピノ・ノワール!」という方はこのさい無視して、このポイヤックからスタートして42.195km、各シャトーでワインを試飲しながら走るマラソン大会がある──としたらどうだろう。
ある・・・嬉。
「メドックマラソン」は毎年9月、ブドウの収穫期に合わせて開催されている(2007年は9月6日)。スポーツとワインは合わないなどという非常識(?)を打破すべく、1984年に始まる。
フランスのマラソン事情については、白水社のサイトに美術評論家・菅野麻美氏のエセーがある。それによると──。
マラソン王国日本の年間レース数は1,600程度だが、フランスのそれは5,000以上。両国を代表する市民マラソン──昨年始まったばかりの「東京マラソン」のサブスリー(フルマラソンを3時間以内で走る)2.0%に対して、すでに30年以上の歴史をもつ「パリマラソン」は5.5%。
しかも、パリでは当然ワインも出る。すべての給水所でシャンパン(スパークリングワインではない)飲み放題というハーフマラソンもあるらしい。新春の箱根路でリタイアが相次いだ国とは、よって立つところが根本的に異なる。
「メドックマラソン」ではランナーは思い思いに仮装し、各シャトー周辺の美しい風景(いや、やはりワインか)を楽しみながらゴールをめざす。飲み過ぎて(?)リタイアしても構わない。ゴール地点までスタッフが送り届けてくれる。
画像を見るかぎり、スポーツイベントというよりお祭りだ。日本からの参加者も少なくない。こちらは昨年のデータだが、ツアーも催行されているようだ。
どうする?
#French Connection II
- 2008/01/16登録
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