幽体
友人のソロのコンテンポラリーダンス公演。
イメージとしてはものすごく静謐なものを創るのかしらと想像していた。
けれど表面的になにかをかむることじゃなく、静けさを内面が破り侵食して覆ってしまうというような…生っぽい作品だった。
たましいは無から、他に気付き、触感を得て感情を覚えて、どんどん外への領域をひろげてゆく。
同時に深く内面に降りてゆく。
照明が思いがけず劇的に(あの雰囲気のなかで私が抱くイメージより劇的に、という意味だけれど)変化するのは、喚起させられる外界とか、内面の変化…を表していたのかな。
だとしたらそこにある精神はものすごくピュアで痛みやすくもあり、思わずぎゅっと目を瞑ってしまうこともあった。
手が美しかった。
存在感のある、手の骨にときどきこころを奪われた。
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