エッシャー美術館
「エッシャー美術館」は、デン・ハーグ中央駅から北へ5分ほど歩いたランゲ・フォールハウト広場の一角にある。春から秋にかけてのアンティーク市などさまざまなイベントの会場としてにぎわう空間らしいが、昨年(2007年)の暮れは改装中で資材置場のような閑散とした風景が広がる。
造物主のごとき執拗な熱情をもって構成されたH.C.エッシャーの世界は、突然、観る者を奈落にまで連れ去る。それは、幼い頃に親しんだテーブルゲームで見逃していた一手に気づいたときに眼前に浮かぶ、崩壊していく勝利のイメージ(笑)に近いか・・・なぁ。
エッシャー独特のトロンプ・ルイユが、スペインの──とくにアルハンブラ宮殿のモザイク模様に想を得たものであることはよく知られている。そしてイタリア、スイスと移り住んだ彼がグラナダまでの乗船代にあてるために、旅行中に製作した版画を船会社に提供したこともまた逸話として伝えられている。
「エッシャー美術館」は「ハーグ市立美術館」にあった収蔵品をもとに、2002年11月オープンする。ここはもともと、現在のベアトリクス女王の曾祖母にあたるエンマの冬の宮殿「ランゲ・フォールハウト宮殿」。最上階では、“だまし部屋”エッシャー・ルームも体験できる。
Museumkaartは利用できない。カメラ撮影OK。写真は『描く手』(28.2 × 33.2cm 1948)。
- 入館料: €7.50
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住所:
Lange Voorthout 74, Den Haag, Netherlands
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- 営業時間: 11:00~17:00 月曜・1/1・12/25・prinsjesdag(9月第3火曜)休
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最新コメント5件
2008/01/20
四月の旅人 今回の旅で訪れた美術館は、季節はずれのこの時期でもそれなりに混んでいました。その中では、入館しなかったアムステルダム市立近代美術館と並んで閑散としていました。だまし絵? どこかにアップ、お待ちしています。
2008/01/21
ネージュ 恥ずかしい…実はですね…エッシャーの絵だと思って、自信満々で描いていた絵がエッシャーでないことを知りました。まあ、トロンブイユなんですが。バカです…エッシャーの絵は、階段の絵とか、鳥の絵とか、題名を知らなくて、題名を調べようとして判明しました…それで…わたしの今日の日記に反省文と共に、たった今描きあげた、その絵をUPしておきましたので、見てください(恥、恥)
pinot ネージュさん、拝見しました。(^o^) ムズカシイ分析は頭が痛くなるのでおいといて・・エッシャーは、確かにこればっかりだと気が滅入ってきますが(笑)魅力は、数学的で無機質、なんの暖かみもないけれど「いつか夢で見た光景」
確かどこかで見たような・・でも説明できない不思議な世界・・そんなところでしょうか(^^;
四月の旅人 ネージュさん、お手数をおかけしました。エッシャー・ルームのある最上階には、現在のデジタル技術を駆使して、エッシャー作品を再現しているコーナーもあります。そうなんです、pinotさん。エッシャーの世界は時代がもとめてやまぬ、ぬくもり(これは外が寒かったせいもあるかもしれません・・・笑)とか癒しとは対極にある、とても体温の低い情熱のようなもので満たされています。だからこそ、容易にデジタル化できるのでしょう。
ネージュ いえいえ…勘違いに気づいただけでも儲けモノでした~
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