ワールズ・エンド(世界の果て)
村上春樹が翻訳した「ワールズ・エンド(世界の果て)」を読んだ。
母国を離れて妻と子どもと三人でそれなりに幸せな生活を送っていた男が、
凧上げに行った子どもの言動から、妻が浮気をしているかもしれないと知る。
さて男はどうするか…?
子どもの行動が実は浮気相手から教わったことだったとつながる辺りとか、
父親である男の行動が、息子である子どもを追いつめていく辺り、
感心したり、ぞわっとしたりでした。
「もう遅すぎるし、遠すぎるし、暗すぎる」。
男が眠りから覚醒して、まっくら闇のベッドのなかで思ったこと。
絶望ってこんなふうにやってくることもあるんだな。
だけどこれは私もいつぞや見舞われたことがある感覚だな。
読み終わった後は、いつもの買い物に行く時の風景が少し違って見えました。
決して明るい話ではないけど、なぜだか何度も読み返してしまう物語。
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