「かな」の出現・使用頻度
日本語によく使われる「かな」をホームポジションに配置すると、手(指)の移動が少なく素早い入力ができる。(写真:親指シフト入力の仕組み)
そんな考えからNicola配列は生まれ、後の「トロン配列」や「飛鳥配列」、「小梅配列」「月配列」などが考案されるきっかけになったと言われている。 四大 親指シフトを総括する 親指シフトするにはいくらかかりますか?
Nicolaは、ホームポジション右に、「はときいん BS ESC」、左に「せけてしう」、飛鳥は右に、「ゆんいかたけ」、左に「ぎてうしき」、小梅は右に、「ーんいしと BS EC」、左に「はるかたこ」 、トロンは右に、「をいうしん」、左に「もてかとた」が並んでいる。
いずれも「出現・使用頻度」を考慮した配列ではあるが、それぞれの「参考文献」の違いや考え方の相違から配列そのものは違っている。
すべての配列に共通して使われている「かな」は「い ん」、三配列に共通の「かな」は「て し う」、一部共通の「かな」は 「は と き か た け」だった。
「はときいん」はNicola仲間でのみ通用する「ことば」で、ホームポジションの右にある配列ですが、使用頻度の多い「かな」に入っています ね! \(^o^)/ はときいん Nicolaの利点 Nicolaの試し打ち このキー、なんのキー
飛鳥配列は都合8年間にわたって改良され、200万字にもおよぶ出現頻度などの解明から考案されたもの。Nicola配列の開発時(77~79年)の技術レベルや環境の悪さ、開発競争からくる時間的制約などからすれば、飛鳥配列は多くの優位性を持つ。連続シフトやかな配列の効率化など実によく考えられた配列ではある。(当方もいずれ挑戦したみたい)
では実際、多用されいてる「かな」は何か?
2文字単位で「出現頻度」をカウントし分析しているところは、運指改善を考慮したものなのだろう。(飛鳥配列の200万字の分析より)
ベスト10
1位 ょう 21141 2位 てい 19419 3位 ゅう 15747 4位 して 14344 5位 って 13966 6位 よう 13361 7位 かん 13197 8位 ない 13176 9位 です 12369 10位 ます10070
重複するかなを除いて並べてみると、「ょうていゅしっよかんなですま」となる。
ベスト20
11位 す。 9715 12位 する 9692 13位 はい 9433 14位 たい 9345 15位 かい 9200 16位 ので 9191 17位 いう 9106 18位 りょ 9087 19位 した 9006 20位 ょく 8793
重複するかな、句読点を除いて並べてみると、「るはたのりく」となる。
ベスト30
21位 こう 8789 22位 しょ 8710 23位 こと 8647 24位 きー 8489 25位 ほう 8132 26位 とい 8116 27位 うか 8033 28位 けん 7918 29位 うし 7852 30位 んし 7574
おなじく、「こときーほけ」となる。
上位から使用頻度の多い「かな」の全てを並べてみると、「ょ う て い ゅ し っ よ か ん な で す ま る は た の り く こ と き ー ほ け …」の26文字となった。
因みにNicolaでは、最初の7文字及び後段の8文字の「ょ う て い ゅ し っ ん な で は の と き け」計15文字がホームポジションに配列されている。ニコラ配列のすばらしさにあらためて納得。
しかし1文字づつで考えると数字も変わり、出願頻度も変わってくるのではないか。
たとえば、「ょ」は総計で47731使われているが、「う」は119984ともっと多い。「て・で」は103604となり「よ」を抜いてしまう・・・。使用頻度把握の難しさか、はたまた運指効率化の難しさか。
このことは、「飛鳥」は運指の楽さ、効率をかなり考量した配列であることが分かる。
出現頻度だけでなく、交互打鍵率、運指効率なども考慮しないとベストな配列にならないことが証明されたのではないか。 ホームポジションで100%入力 キーボードをNicola化する 同時打鍵をカウントしない?
- 2008/08/23更新
- 2008/01/20登録
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