ヒストリー・オブ・ショウワ
History of Showa
副題は「食卓に映し出された“昭和”と日本の生活文化」。
これは素晴らしいプロジェクト!
「三木のり平さんがTVCMに残した日本文化OnLine展示国際ワークショップ実行委員会」(長い)が文化庁から委嘱を受けて開催しているOn-Line展示が主体となったプロジェクトだが、川崎市市民ミュージアムの協力による慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ総合研究機構の力作。
川崎市市民ミュージアムは(株)桃屋の1953年のTVCM放送開始から1993年に至る全218点のCMコレクションを所蔵しているそうで、慶大はこれらをデジタル化し、メタデータを抽出して同大で運営しているVOLUMEONEサイトで124点の「のり平アニメ」を閲覧できるように公開している。
今回はその中から50点を厳選して、戦後の日本の食文化を広く世界中に知ってもらうためにOn-Lineでネット展示している。
WEBデザイン的にはFlashをベースにしてパリのポンピドゥーセンターのIRI研究所による「タイム・ライン=Ligne de Temps」というナビゲーション・システムを取り入れたインターフェースが快適で、(財)東京都歴史文化財団トーキョーワンダーサイトとの協力による4カ国語対応(日・英・仏・葡)のワークシート提供が世界の人に日本の文化や歴史を伝える手助けをしている。
何にせよ、50年におよぶ桃屋のTVCMの歴史はそのまま“昭和”の文化の歴史であり、当時を生きてきたオイラたちにとっては人生を振り返るような郷愁に満ちているのが嬉しい。
こういったTVCMのような様々な権利関係が派生する企業広告も歴史資料としての価値を見直して、もっと公共財産としてのコンテンツ利用を考えてもいいのではないだろうか。
次は「丸美屋」と「永谷園」だな(笑)。
「History of Showa」を検索
このキーワードを共有する
-
トラックバック(0)











