イニシエーション・ラブ
ミステリー作家
乾くるみさんによる
瑞々しい青春恋愛劇
・・・と思わせきや、
とんでもなく
恐ろしく哀しいミステリー。
悪いのは、誰なの?
一般的には、
「女って怖い」なんてよく聞くけど、
私は、この本を読むと、
「哀しい・・・」と思った。
遠距離恋愛によって、
環境が変わって、
すれ違っていく価値観や思いは
どうしようもないんだなーなんて
思っていたんだけど、
この作品は、そんな浅いテーマではないのだと
あとになって知ることになります。
最後の2行でどんでん返し
と、紹介されていましたが、
読み進めていき、最後の2行を読んだとき、
私の解釈は違う解釈の仕方でした。
主人公かかつて誤ったように、
そばにいるその女性も
誤った言葉を発してしまったのだと。
主人公はそのとき、違うことを考えていたから
それに気がつかなかったんだろう・・・と。
思ったほど、どんでん返しじゃないし、
読み返す要素なさそうと思ったのだけど、
ネットで、いろいろ調べるうちに、
解釈の仕方が分かるようになり、
あー!!と思って、2度読み、3度読みです。
私にとってのイニシエーション・ラブは
いつの恋だったであろうか?
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