メタミドホス
餃子に殺虫剤が入っていましたね。
メタミドホスは有機リン系の殺虫剤。
厚労省のホームページによると、作物残留試験成績に鑑み、適切な基準値(はくさいにあっては2ppm、かんきつ類にあっては1ppm)を設定することとなっている。
メタミドホスは、比較的哺乳類には毒性が低い殺虫剤といわれるが、
添加量が多いと有機リン系殺虫剤中毒が起こる。
● メタミドホス中毒(有機リン系殺虫剤中毒)のメカニズム
私たちの体は、例えば運動神経は、アセチルコリンという信号(神経伝達物質)を出して、
筋肉を動かしている。
また、交感神経の一部(神経筋接合部)や、副交感神経も、アセチルコリンで信号を送り、筋肉、臓器、汗腺などを働かせている。
通常は、交感神経と副交感神経は、片方が興奮するともう一方は抑制するといったように、バランスを保っています。
アセチルコリンという信号(神経伝達物質)を送り続けると、筋肉や臓器は命令を受けて興奮していつまでも働かないといけません。
通常は、命令がいつまでも続かないように、アセチルコリンは酵素(コリンエステラーゼ)によって分解されます。
この酵素のはたらきを阻害するのが、有機リン系殺虫剤です。
アセチルコリンという信号(神経伝達物質)は用事が終わったら分解されてなくなるはずなのに、分解する酵素がはたらかないのです。
結果として、交感神経も副交感神経も興奮しつづけ、オーバーヒートして筋肉がぴくぴくしたり、呼吸が難しくなったり、鼻やよだれが止まらない、吐き気、目が見えにくいなどさまざまな症状が現れます。たいていの薬物同様、子供のほうが影響を受けやすくなります。
● 有機リン系殺虫剤の解毒
たとえば次のような薬があります。治療薬の方も使用には注意。
・硫酸アトロピン(有機リン系殺虫剤・副交感神経興奮剤の中毒)
・ジアゼパム (有機リン中毒によるけいれんを抑える)
- 2008/01/30登録
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