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橋本治『ちゃんと話すための敬語の本』 (ハシモトオサム『チャントハナスタメノケイゴノホン』)

 ちくまプリマー新書001。
 橋本治自身が言っているように、この本は「正しい敬語の使い方を教える本」ではなく、「みなさんでそれぞれ、正しい敬語の使い方を考えてください」と言う本です。
 とっても読みやすい本だった。すぐ読めてしまう。プリマー新書の性質上、対象を「十代のはじめ」にして書いたということです。
 敬語というのは「人と人との間には距離がある」ということを前提にした言葉だというのです。これはうなづけます。距離があるから、タメ口ではだめなんですよね。
 それから、「えらい人」と「えらくない人」がいて、「えらくない人」は「えらい人」に「尊敬の敬語」と「謙譲の敬語」それに「丁寧の敬語」を使わなければならない。「えらい人」は「えらくない人」に敬語を使う義務はない。「えらくない人」同士は「丁寧の敬語」を使う。
 日本語には、英語の「YOU」にあたる「どんな相手にも使える二人称の代名詞」がない。  
 わかりやすいです。ぜひご一読を。
 
 

投稿者:
東施
  • 2008/02/04登録
  • 434クリック

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