香月泰男の絵手紙
シベリアシリーズで名の知れた画家としての香月泰男さんを知る人は多いでしょうが、この本をよんだら、一人の人間としてみたときの彼をもっと好きになってしまうでしょう。戦時中に出兵先から家族に宛てて手紙をほぼ毎日だしたそうですが、そのうちの何通かは家族の手元に届き、奥さんがずっと、大切に保管されていたそうです。手紙の内容といえば他愛もないこと、たとえばもうすぐ子供の日ですが、うちの悪童はどうしていますか、というようなことが茶目っ気たっぷりに絵とともにしたためられています。とても恥ずかしがりで、奥さんとすら目を合わせなかったそうですが、彼の手紙を読むと、そこには、あえて見せることのない彼の家族に対する愛情が感じられます。
- 2008/02/10更新
- 2008/02/10登録
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香月泰男
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