ロベルト・ムージル「トンカ」
1880年生まれのドイツ語作家、ロベルト・ムージルの短編。岩波文庫「三人の女・黒つぐみ」(川村二郎訳)所収。
久しぶりに再読し、衝撃を受けた。
主題となっているテーマについては、今は触れない。
ただ、
「メルヒェン」ということばをしばしば伴う「トンカ」というキャラクターと、
野心と希望に燃える青年との対比という構図に、
19世紀から20世紀に移行する時期の生活感覚を感じたことを強調しておきたい。
とにかく一読を奨めます、としか言いようのない小説を久々に読んだ。
世界が違う景色に見える…
これに言及した本として、古井由吉「ムージル 誘惑のエロス」(岩波)。
「ムージル読本」という本もあるようだ。
さらに、古井由吉氏が若い頃に書いた論文があるらしい。
今度図書館で探してみよう。
- 2002/07/11登録
- 857クリック
- メイン
- コメント(0)
- つながり(2)
- トラックバック(1)
コメント (0)
まだコメントされていません。
つながりキーワード (2)
「is」
- (No.6)
木下直之、鹿島茂、山田登世子、小林康夫、四方田犬彦、池内紀、高山宏、藤森照信……そうそうたる執筆陣を抱え、独自のテーマや切り口で文化、思想、風俗……を紹介してきた雑誌「i...
ヘルダーリン詩集
- (yatsu)
ドイツ・ロマン主義の詩人、ヘルダーリンの詩集。以前は「ヘルデルリーン」と呼ばれていました。 中世に憧れを抱く他のロマン派詩人と異なり、調和と均整の美の象徴である、古代ギ...
トラックバック (1)
ロベルト・ムージル「三人の女・黒つぐみ」
- 小説/音楽イチ押し~Going mY steadY | Tracked: 07.6.17 8:25 pm
未完の大作「特性のない男」で有名なオーストリアの作家Robert Musil(1880~1942)。 彼が1924年に発表したの「三人の女」と、遺稿の中から「黒つぐみ」を加えたもの...
- トラックバックURL
- http://www.kanshin.com/tb/keyword-136067



ヘルダーリン詩集
「is」
駒形克己の絵本


