語学に関するエトセトラ
語学習得、というのは私の長年の趣味の一つである。現在とくに使う機会もないので、ただ黙々と、知らない文法を覚えたり、発音のレパートリーを増やしていくだけなのだが、それが結構快感なのである。
坂口安吾がフランス語習得に情熱を燃やしたのは、日本語を通して思考することから離れたかったからだという話をどこかで聞いたことがある。私の場合、とくに日本語から離れたかったわけではないけど、語学習得に快感を覚える一つの理由はそこにあるような気がする。実際、一つの言語をかじる度、頭の中のつながりがそれまでとは別方向に増えていくような気がするのだ。初めは日本語=英語で覚えていたものか、次は英語=フランス語になったり、フランス語=スペイン語、英語=中国語になったりしていく。そのメチャクチャ感が、すごく楽しい。脳の左半球の活動が増すと躁状態になりやすいという説があるけれど、言語中枢が左脳にあることを考えると、まさにそうかもしれないなと思う。
ちなみに、現在私が手をつけているのはスペイン語なのだが(理由:南米のサッカー選手に好きな選手が多かったから)、かねがね噂どおり、日本人に聞き取りやすく発音しやすい言語のようである。選んでよかった。とりあえずしばらくは、初歩的なこと大量にメモ紙に書きつけ、台所と洗面所にベタベタと貼り、蕎麦をゆで、髪を乾かしながら、モグモグとつぶやく日々が続く。
↑何かしながらのほうが、後から思い出しやすいのです。
- 2002/07/12更新
- 2002/07/12登録
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最新コメント5件
2002/07/12
チヒロ あ、皆さん誤解を・・・(笑)。私も決して堪能じゃないですよ。英・中は現地でしばらく使ってましたが、後はほとんど使ってないし。英・中にしても、いきなり喋ろうとしても、しばらくはやっぱり日本語で考えちゃう気がしますし。ただ、頭の中がチャンポン状態になっていくのが結構快感なんですよね(笑)。あと、新しい言葉を覚えるときに、説明文を全部日本語以外でつけておくと、よりつながりが増えて覚えやすい気がします。
チヒロ 坂口安吾の話は、確か島田雅彦氏がそんなことを書いていた記憶があります。なんだっけな、多分「愛のメエルシュトレエム」だと思うのですが。
チヒロ その感じは、よくわかるなぁ。慣れるまで死ぬほど耳が疲れる分、スラっと出てきた瞬間、ちょっと自分に感動します(笑)。
みふ スペイン語、という事は巻き舌が出来るのですね、いいなー。私はポルトガル語を習ったことがあるのですが、巻き舌が出来なくて3ヶ月でやめてしまいました。習得しようと頑張ったんですが・・・ダメでした、巻き舌。
チヒロ 私は普段から巻き舌気味なせいか(?)、あまり苦労は感じませんでした。あでも、ネイティブの人相手に使ったことがないので、自己流で正しいのかは、いまいち不明なんですけどね(汗)。
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