桜よ―「花見の作法」から「木のこころ」まで 佐野藤右衛門著 小田豊二聞き書
みなさんは
桜という木を
どのような印象でもって
覚えておいでか?
きっと
うつくしく
いろづく花びらとともに
おぼえているはずだろう
が
桜の世話をする
一族にとっては
その
桜の姿は
ほんの一瞬のことだ
一年を365日とするなら
ひとつの桜の木が花を咲かせていられるのは
そのうち
わずか5日間ほど
残りの
360日のめんどうをおもに見るのが
この一族の仕事だ
そのわずか5日分のために
この桜守(さくらもり)と呼ばれる一族は
人知れず 桜のめんどうを みている
書籍情報
- 2008/03/03登録
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