アーティストとしての天明屋尚の魅力
「裏匠」
彼のポストカードを知人から受け取り、本人からポートフォリオを受け取るまで、そう時間は要さなかった。
2002年、初めて会った彼の印象は、現在の「彼」とさほど変わらない。当時、フリースペースでキュレーションをしていた私は多くの展示スケジュールを頭に入れながら、場所の運営について想いを馳せ巡らせていた。そんななかで出会った彼の作品。日本画を体系的に考えて構成しているのにも関わらず、レイアウトとモチーフの妙。場所の運営より彼の作品の魅力に頭がシフトした瞬間、ポートフォリオの作品が用意できるのか、どの作品を展示できるのか等、完全に独断で展示を決めていた。
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