key
一青窈さんの久しぶりのオリジナル・アルバム。
今作はコンセプチャルなものとして創り上げたようですね。
前作ではレコードのA面B面的な創りで、
通して聴くと、そこに少し違和感も覚えたものですが…
前に進めずもがき苦しんだこの数年間。
アーティストとして、一人の人間として、
過渡期だったのでしょうね。
ごく簡単に云うと、前作「&」のB面の発展形な感じなんですが…
今作では、作曲を依頼したアーティスト側のスタッフにアレンジ・演奏を任せ、
其処に詞を載せ、また仕上げていくと云う手法をとったようです。
結果、一聴して新鮮な感覚ながら、
いつもの一青節のバラードあり、一青流POPあり、
新機軸なPOPSあり、御馴染み昭和歌謡ありとバラエティーに富んでます。
その割りに通して聴くと統一感があるのは、
やはり一青さんの詩の特異性であり、
ボーカルの説得力なのでしょうね。
他にも様々な効果音や、リーディング、
さらにリーディングとも唄ともつかないものまで織り交ぜ、
とても不思議な感触の完成度の高い一作となっています。
今ならまだ、物議を醸している「受け入れて」のPV付きの初回盤もあります。
是非、一聴・一見をお薦めします。
それぞれの想い、感性で聴いて・観て下さい。
このAlbumの世界を具現化したような素晴らしいLive「思草歌」も、
まもなくDVD化されますし、初の詩集・そしてツアーも と、
このきらきらとした不思議な Album の謎を紐解く手がかりは、
沢山提示されそうです。
益々、彼女の事が好きに、そして自分の人生において、
彼女の唄・パフォーマンスへの依存率が高まってしまいました。
幸運にも、一青窈と云う特異な素晴しいアーティストは、
今 この同じ時代に生きて、心の奥底から叫び、
人にとって大事なことを伝え続けてくれています。
本当にありがとう。
「もう一度生まれても同じ人生を歩むでしょう」
こう言い切れる彼女はやはりとても強い人だし、
運命論者でない自分も、‘運命’と云う言葉を信じたくなります…
眠る前のひととき、何も考えない頭で、
是非とも聴いてみて下さい。
因みに、イメージの元になっているのは、
映画「パンズ・ラビリントス」だそうです。
ちょっと、意外なような納得なような…
「幻月」是非とも、生で聴きたいな…
- 2008/07/21更新
- 2008/03/22登録
- 390クリック
コメント (0)
まだコメントされていません。
つながりキーワード (13)
別冊カドカワ 総力特集 ap bank fes ’08
- (foxtail)
今年は行けずじまいだった、ap bank fes。 せめて雰囲気でもと、あまり期待せずに買った小冊子でしたが、 意外や充実したないようで読み応えがありました。 特に選曲...
アソノマツリ
- (foxtail)
阿蘇山を望む山の中腹に建つ、 野外劇場「アスペクタ」で行われる熊本ローカルな夏fes. これがなかなか良い。 先ずロケーションが抜群で、胸躍ります。 出演者が少なめだ...
一青窈 カーボンニュートラルLive ’07
- (foxtail)
行って来ました。 音霊SEA STUDIO! 今年も窈さんの音霊Liveは、 カーボンニュートラルLive と相成りました。 仲間達と行ったビーチクリーン共々、 暑い(...
夢街バンスキング:はいらんせ
- (foxtail)
毎年、この大文字焼きの日。 8月16日が来ると思い出します。 あの暑かった夏の京都の一日を… 私のマブイの半分は、未だ京都の空を彷徨っているのやも…?(苦笑) コレ...
一青窈 LIVE TOUR 2004 ~てとしゃん~
- (foxtail)
このツアーは冬だったのですが、 何故か夏のイメージを受けます。 ライティングの色合いのせいかな? 久しぶりに見返すと、やっぱり若い! って云うか、なんだかアイドル...
金魚すくい
- (foxtail)
一青窈さんの楽曲の中で、実は「いないばぁ」と並んで、 一番 気に入ってるんじゃないか? という程、ご執心の一曲。 彼女の曲としてはカップリングの「なんもない」共々、...
BESTYO + CONCERTYO
- (foxtail)
発売からちょうど一年が経ちますが、 今もとても良く聴く(効く)一枚です。 改めて収録曲も見ると、なるほどなと思う反面、 ファンとしては少し物足りなさもあるかな? ...
「つないで手」
- (foxtail)
一青窈さんの9枚目の maxi single が、発売になりました。 今回はまた、一際 完成度の高い一枚です。 窈さんの‘今’が、ぎゅっとたっぷり詰った一枚ですね。 自...
受け入れて
- (foxtail)
正直、クリスマスの六本木ヒルズでの、 初お披露目の時には、かつての‘一青窈’らしくもなく あまりにもストレートなタイトルに違和感を覚えたものです。 PVを観た...
「ただいま」
- (foxtail)
6年目にして、とうとう窈さんのシングルも、 10枚目の大台に乗りました。 いやはや、かなりのマイペースぶり! タイトル曲の「ただいま」は、 既に10月末から昼ドラで流れ...
Chronicle
- (foxtail)
最近、もう一枚良く聴いているAlbum。 前作が、ちょっと自分のツボとは違っていたので… と云うか、いじり過ぎな気がして、 以来あまり聴いていなかったのですが… ...
思草歌
- (foxtail)
「今、同じこの時代に一青窈という人間が居て、何か叫んでるな。」 「そんなバイブだけでも感じて貰えれば…」 3月3日東京文化会館にて行われた 一青窈さんのLiveの...
明日の言付け
- (foxtail)
一青窈さん、初の書籍。 詩(歌詞)&エッセイ集となっていますが、 写真が一枚もないのもらしいところ。 雑誌連載時に読んだ詩も多く含まれて居ますが、 こうしてまとまってみ...
トラックバック (1)
一青窈「Key」鍵を開けるその先に・・・・。
- 邦楽ピックアップ-音楽の力 | Tracked: 08.4.5 6:10 pm
今日08年03月05日、一青窈が通産5枚目のアルバムとなる「Key」をリリースしました。今回は、「鍵で扉をあける=変わってゆける、思い出がよみがえる、人と分かり合える」といったコン...
- トラックバックURL
- http://www.kanshin.com/tb/keyword-1387995






一青窈 LIVE T...
一青窈 カーボンニュ...
受け入れて
明日の言付け


