北京五輪 聖火採火式
(2008年3月)24日、ギリシャ・オリンピアでの北京五輪の聖火採火式で、抗議行動が行なわれたことがくり返し報じられている。乱入(?)したのは、こちらでも紹介した「国境なき記者団」(本部パリ)のロベール・メナール事務局長ら3人。
「中国が国内の悲惨な人権状況を糾弾することもなく、平和のシンボルである聖火を手にすることを許さない」。同団体の創設者でもあるメナール氏は前日、サルコジ大統領からレジオン・ドヌール勲章を贈られたばかり。ただいま勾留中?
採火式が中断したのは、もちろん初めて。中国のTV局はライブで伝えていることを装いながら、実はタイムラグのある映像を放送していた。想定の範囲内だったのだろう、問題の場面をしっかりカットして、この件についてはひと言もふれない。
ちなみに、TVモニタが映し出していたフラッグは、右上の画像と同じものである。
聖火リレーが始まっても、抗議行動は終わらない。「恥の火」(Flame of shame)のシュプレヒコールの中、身体を赤く塗ったチベット人女性が地面に横たわってランナーを妨害する・・・。
さらに、日本新聞協会を含む76か国が加盟している世界新聞協会(本部パリ)は、中国で多数の中国人ジャーナリストが拘禁されている問題を指摘し、中国に対する抗議広告の掲載を呼びかけている。
「次の五輪を観戦するつもり? そこでは観られないことが1つある」
こちらは「国境なき医師団」を創設したベルナール・クシュネル仏外相が「五輪開会式のボイコット」をほのめかし、即座に否定した。巧い・・・笑。さて、日本政府と日本のジャーナリズムは──期待するだけムダか。
- 2008/03/25登録
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