セップン
接吻
新聞の映画紹介で読んだあらすじと写真に観なければ! と思った作品。
職場や周囲に見下されていた京子が偶然殺人事件犯人逮捕のニュースで見た連行される犯人坂口の笑顔に同じ境遇を感じ、人生まで変えてしまった。
あの、イタイ子かもしれませんがすごく分かるんですよね。
そういう共同体(ミッチー(元王子)曰く「恋は共同幻想」という言葉を思い出した)・運命めいたもの、とまでは行かなくても、TVや雑誌で見た素敵だなと思った人の名前に職業ではなく、容疑者と付いていたら?
幸いそういう経験はないけれど、口を聞いたこともないのに虚像を作り上げてしまった経験はありますよね。
弁護士の長谷川に反対されながらも獄中結婚をし、事件に関して黙ったままだった坂口の雰囲気が変わり、活き活きとした京子との面会のシーンは仕切りがなければ普通の穏やかな夫婦。
これまで自分達を見下していた世間を相手に戦おうとする京子。
京子と過ごすうちに後悔の念が少しづつ見え隠れする坂口。
極刑を望み裁判では黙ったきりだった坂口の変化に長谷川は・・・。
衝撃の結末なんて言われながらも分かってしまった。
その最後の言葉が二人が出会うまでの人生を決めていたんじゃないだろうか。
(ネタバレになりそうなんでこれ以上は書けませんが)
これ、をクリアできたらもっと自分のことを大切に出来るんじゃないだろうか。
誰が間違っているとか、間違っていないとかじゃなくて・・・。
もちろん犯罪はだめだ。
観る人を選ぶ映画かもしれません。
私にとっては大事な映画の一つになりそうです。
- 2008/03/25登録
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