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『夕凪の街桜の国』こうの史代 (ユウナギノマチ サクラノクニ)

  • 『夕凪の街桜の国』こうの史代の画像

戦後10年経った広島を舞台にした
「夕凪の街」、
それからさらにずっと後の
東京・中野近辺の「桜の国」



原爆は、
日常生活を送る人間を
生活ごと突然奪って行ってしまう。
その悲しさは
風が吹くときなどにもありますが

もし災難を逃れられたとしても
巨大な「悪意」が落ちて来たということが
人の心にどんなものを残したか。
ということを想像させてくれます。

その残ったものは、
「よくわからない」という一線を残したままで
だから時間を超えて、人の心を左右させてしまう。

(落とした人たちは、それが
自分の気持ちやちから以上のものかもしれないと、
気づいていたのだろうか?)



話のていねいな進め方、それに
とても柔らかい感じの絵。
皆実のまつげの描かれかたの
ぴょん、とのびている感じが好きで。
それが失われるのが悲しくて。
でも同時に登場する人たちみんなが
生き生きと描かれていることが
救いにもなってくれたと思う。



「戦争はいけないことだ」と
ただ方程式のように教えられるだけでは
見逃してしまうものがたくさんあるなあと、
気づかされたように思います。

『夕凪の街桜の国』こうの史代

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ハマヒルガオ画像 投稿者:
ハマヒルガオ
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  • 商品名: 夕凪の街桜の国
  • 価格: ¥840
  • 著者: こうの 史代
  • 出版社: 双葉社
  • 発売日: 2004-10
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  • 2008/04/10登録
  • 455クリック

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