時間は実在するか (講談社現代新書)
時間は実在するのか、そうではないのか、形而上学的な話題からその問題に答えようと丁寧に記述されています。私が工学という極めて現実的な問題を扱う立場の側にいるからなのか、哲学的な文脈で論法を組み立てていく本書の内容を初めはなかなか受け入れることができず読むのに苦労したのですが、ページを戻って何度か繰り返し読むうちに、今まで漠然と捕らえていた時間という一方的な流れに対してこういう切り口で考えることができるのだなぁ、と興味深く読み進めることができました。
では本書の題名にもある時間は実在するのかどうか、本書の著者による結論は(なんとなく...)理解できるものの、ちょっとはぐらかされたように私は感じました。ただ、時間というものがどういうものなのか、実在とはどういうものなのかを改めて考える良いきっかけになりました。また読み返そうと思う一冊です。
- 商品名: 時間は実在するか (講談社現代新書)
- 価格: ¥819
- 著者: 入不二 基義
- 出版社: 講談社
- 発売日: 2002-12-16
-
詳細をみる
- 2008/04/05登録
- 1981クリック
「時間は実在するか (講談社現代新書)」を検索
このキーワードを共有する
このキーワードはコレクションに選ばれています(1)
-
メイン
コメント (0)
まだコメントされていません。
つながりキーワード (2)
人生に必要な哲学50 (知ってる?シリーズ)
- (ネコまいける)
NHK教育TVで放映された「ハーバード白熱教室」の影響だと思うのだが、うちのカミサンが、ボクの書架から、マイケル・サンデル著の『これからの「正義」の話をしよう』を持ち出し...
モテたい理由 (講談社現代新書 1921)
- (monsoonbaby)
未読ですがメモ代わりに登録。 日経新聞に連載している著者のコラム内で 「私がこの本を書こうと思ったのは13歳の女の子の『お母さん、わたし恋愛できなかったらどうしよう!』...







d design travel...
薔薇図譜/ルドゥーテ
世界の祝祭日とお菓子


